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抗えなかった…、M1チップのビッグウェーブに…!
最初は買うつもりなかったんですよ。不具合や微妙なところも出てくるだろうし、各種アプリがちゃんと動くようになると思われる2021年のM2チップMacBookあたりを買おうかなぁ、なんてぼんやり考えていたんですよ。ほんとですよ。
しかし、発売直後から意外(?)にも称賛されまくるM1チップ。ベンチマークが16インチMacBook Pro並、バッテリーが全然減らない、発熱しない、ネイティブじゃないアプリもほぼ問題なく動く等々。
(MacBookにしては)安い価格で強力なマシンが手に入るということで、「M1チップ搭載MacBook Air」買ってしまいました。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
購入したM1チップMacBook Airのスペックは以下。この記事を書いている時点で、3週間ぐらい使いました。
RAMは8GBで十分という情報も多かったのですが…、いや〜RAMは載せられるだけ載せておいたほうが後悔しないのでは!? と思って16GBにしました。RAMだけはこんなんなんぼあってもいいですからね!
またMBAは7コアGPUモデルもありますが、今回は8コアGPUを選択。この価格差であれば、M1チップの性能をより感じるためにもパワーのあるほうを選びたいなぁと。
SSDは…頑張って1TBにアップグレードしても良かったかもしれませんね!
M1チップそのものの性能は他メディアで語り尽くされていると思いますし、MacBook Airの外観については旧モデルとまったく変わっていません。
今さらM1チップMBAの感想やベンチマークについて書くのも何だかなぁ〜と思うので、この記事では僕がこれまで使っていた「13インチMacBook Pro 2018年モデル」との比較を交えながら話を進めようと思います。
■「13インチMacBook Pro 2018年モデル」のスペック
「13インチMacBook Pro 2018年モデル」も発売当初はかなり評判が良かったPCです。CPUがデュアルコアからクアッドコアにアップグレードされ、旧モデルから性能が大幅に向上したモデルでした。
それでも発売からまだ2年しか経っていない「13インチ MBP 2018年モデル」よりも…、M1チップMacBook Airのほうが体感できるほどパワー差がありますね…。
M1チップMacBook Airの基本的な感想は「買って良かった」です。このコスパの良さ、この持ち運びやすさ。僕の用途であれば、まず文句ありません(少しはある。後述します)
「13インチMacBook Pro 2018年モデル」と比較しながら。
この記事を書いている時点では、「Adobe Premiere Pro」はまだM1チップにネイティブ対応していません。
それでもMBP2018年モデルより、M1MBAのほうが動作が軽い。アプリの起動も明らかに早い。Proとは一体…、という気分になりますね笑。
大体の動画編集はスムーズにこなせる印象。僕のようにそれほど凝っていないYouTube動画の編集なら問題ないかと思います。とはいえ、M1MBAでも編集内容によっては普通にカクつくことはあります。
例えば4Kをプロキシなしで編集したら流石にカクつきますよ。動画編集も最強!などと過信していると、裏切られた気持ちになるかもしれないので要注意。
どうやら『Final Cut Pro』とM1チップの組み合わせならもっとサクサク動くらしいのですが…、まだ試していません汗。Premiere Proでも、フルHDのYouTube動画ぐらいならじゅうぶん過ぎるほど編集できるかと。
本当に重い編集を行うなら、ハイスペックWindows PCなどを視野に入れたほうが良いかなぁと思います。
静かというより、物理的なファンがないので完全に無音です。
動画編集中も、動画書き出し中も無音。どれだけ負荷をかけても無音。
凄すぎてわけがわからない…。常温。
腕が当たるパームレストも、フォンクションキーの上のスペースも、びっくりするくらい常温。冬はいつまで経っても温かくならない。動画の編集・書き出しなど負荷のかかる場面でも、やや温かくなる程度。
真夏になると流石にもう少し温かくなる気もしますが、それでも従来のノートPCのように目玉焼きが焼けそうなほどアツアツになることはなさそうです。
確かにバッテリー持ちは良い。間違いなく良い。テキストがメインの作業で、画面をやや暗めにして作業すればめちゃくちゃ持ちます。
ただなぁ…巷ではちょっと大げさに言われているような気もする。そのため僕の期待値が上がりすぎていた気がする(笑)。なんだかM1チップMBAは霞から電力食ってるからめっちゃ持つぜ、みたいな勢いで語られてたりするけど(※誰もそんな言い方はしていません!)、バッテリーはちゃんと減ります。
当たり前すぎますが、作業してたらそれなりには減っていきます。さらに画面を明るめにするとまぁまぁ減っていきます。
カフェで1〜2時間作業ぐらいならもちろん余裕で持つけど、1日中の外出して作業すたり、ちょっと負荷のかかる作業(動画編集・写真のRAW現像とか)をするなら、MacBook Airを充電できる充電器やモバイルバッテリーをカバンに入れておくほうがいいです!
MacBook AirとProの充電器を比べると、こんなに違う…!
上記のバッテリー関連の話で、次は充電器の話。MBAは30Wで充電できるため、MBPよりも軽量で安い充電器・モバイルバッテリーで充電できるのが嬉しいところ。
付属の純正充電器がすでに手のひらサイズで約100gと軽く、持ち運んでも苦になりません。まぁ充電器それ自体は前モデルと同じなのですが、久しぶり(5年ぶりぐらい?)にMacBook Airを購入したらすごく小さくなっていてびっくりしました。
付属充電器がこんなに軽いので、他社製の充電器を買う必要はないのでは…? と思ってしまいますが…、
このように使い分けると便利なので、軽量コンパクトな充電器を1つぐらい購入しておくのがおすすめ。
もうほんと定番ですが「Anker PowerPort Atom III Slim」は約57gという軽さで30W出力。定番のMBA充電器です。
ただ平べったいと挿しにくいコンセントもあるので、個人的には「Anker PowerPort III min」のほうが好き。重さは約63gとじゅうぶん軽いです。もちろんプラグも折り畳めてスッキリ。
ただし、今買うなら30W出力の「AUKEY PA-Y19」が良いかも。約45gという軽さで、プラグも折り畳めてコンパクト。
30Wに比べると充電スピードが遅くなるのであまりオススメしませんが、一応MBAは「18W出力」の充電器 or モバイルバッテリーでも充電できます。
18W出力というのは、「iPhone用の充電器 or モバイルバッテリー」という使い方が想定されている製品。
個人的にはコンセントプラグ付きで充電器とモバイルバッテリーを兼ねた「Anker PowerCore III Fusion 5000」がおすすめ。
とにかく、このように軽量コンパクトな充電器 or モバイルバッテリーでも充電できてしまうのが、MBAの魅力。
スリープからの復帰が明らかに早くなり、すぐに作業に取りかかれるようになりました。もしかして画面を閉じてもスリープしてないのでは?と思うくらいです。
というか今までスリープの復帰スピードとか特に気にしたことなんてなく、特にストレスを感じたことはなかったのですが、それでも復帰が早いのは良いものですね。
これに慣れると、逆に「13インチ MBP 2018」の復帰が遅く感じようになりました。慣れってこわい。
「M1チップMBA」はタッチバー非搭載です。
ちなみにこれまで使っていた「13インチ MBP 2018年モデル」はタッチバー搭載でした。僕も当初はタッチバーいらんやん、って思っていたのですが……。
タッチバーは、カスタマイズできたのが地味に便利でした。「Nghit Shiftボタン(画面が目に優しいオレンジ色になるやつ)」と「スリープボタン」をタッチバーに置き、ワンタッチで操作できるようにしていました。
でもM1チップMBAはタッチバーがないので、「Nghit Shift」をオンにしたいときは画面右上のコントロールセンターにアクセスする必要があります。
スリープにしたいときは左上のリンゴマークからスリープを選択しないといけません。MBAを閉じればいいじゃんと思うかもしれませんが、外部モニター接続中に閉じるとクラムシェルモードになってしまうので、やっぱり個人的にはスリープをクリックすることが多いです。
まぁホットコーナーという機能や何かしらのユーティリティ系アプリを使うなど他にやりようはありそうですが…、タッチバーによく使う「Nghit Shift・スリープボタン」を置けたのは地味に便利でしたね…。
あぁ、いなくなってタッチバーの良さに少し気付いたかもしれないよ…。
MBP→MBAで、重量が110g軽くなりました。
持ち比べたらわかる、ぐらいの重量差です。劇的に軽くなったわけではありません。
外出するとき荷物が軽いからちょっと嬉しいなぁ、という程度。
まぁ家にいることが多いけどね!
キーボードは好みが分かれますよね。
ペチペチして打鍵感が浅すぎた「MBP 2018年」より、押し心地のある「M1チップMBA」のキーボードのほうが個人的には好き! 改良シザー構造のキーボードになったそうですが、かなり良い打ち心地です。
逆T字になった(昔の形に戻った)矢印キーも、タイプミスが減って良い。
ESCキーが独立した「物理キー」になったのは本当に良かった。
MBP 2018年モデルはESCキーとタッチバーが一体化していました。これがかなり不評だったようで、Appleもその不評を聞き入れて2019年モデルからはESCキーが物理キーとして独立したようです。
ESCキーみたいなよく使うキーをタッチ式にしたらだめですよ。何考えているんですか。
13インチ MBPよりもトラックパッドが、すこーしだけ小さくなりました。でも全然気にならない。
もちろんトラックパッドの操作感は、相変わらず最高に素晴らしいです。
ほぼ満足ですが、気になった点もちらほら。
M1チップMBAには左側に2ポートしかありません。不便な場面が増えるかも。
これまで使っていた「13インチ MBP 2018年モデル」は左右に2つずつ、合計4つのUSB-Cポートがありました。例えば、全部使うときはこんな感じ。
まぁ2ポートしかなくてもUSB-Cハブを使えば一応解決します。
でも、できればUSB-Cハブは使いたくないんですよねぇ…。ときどき接触不良で外付けHDDやSDカードが勝手に取り外されたりするので。
やっぱりパソコン本体に挿したほうが安定感があります。一般的に外付けHDDに付属しているのはUSB-Aケーブルですが、僕は「USB-C – USB 3.0 Type B」というケーブルに交換して、MBAに直接挿せるようにしました。
あるいは、「USB-Cハブ機能付きのモニター」を使えば解決します。
このようにUSBポートを備えたモニターに、外付けHDDなどを接続すると……、
モニター経由で外付けHDDとPCを接続できます。
家ではハブ機能付きモニターを使うと、何かと便利です。ただし、転送速度は微妙…! 動画などの大容量ファイルを転送する場合は、他のハブも検討の余地があります。
ちなみに僕が使っているのは、DELLの27インチ4Kモニター「U2720QM」。とても良い感じなので、MacBookで使う外部モニターを探している人はどうでしょうか。
おそらく、M2チップ(?)等の後継モデルには4ポート搭載されるでしょうね。どうしてもMacBook本体に4ポート必要な人は待ちましょう…。
この写真のようにMacBookを外部モニター(ここではqDELLの4Kモニター「U2720QM」)に接続して使う場合、挙動がおかしいところが2つあります(記事執筆時:2020/12/29時点)
まず1つ目。
4KモニターとUSB-Cケーブル(1本で充電&映像出力)で接続しても、モニターが映らないことがあります。だいたい4Kモニターの電源をON/OFFすると映るようになります。
そして2つ目。
4Kモニターの解像度は「2560×1440」で使っているのですが、ディスプレイがOFFあるいはスリープからの復帰時に「1920×1080」になってしまうことがちょくちょくあります。USB-Cケーブルを抜き挿しするか、設定アプリからディスプレイの解像度を設定し直すことで正常に戻ります。
地味にうっとうしいバグなのですが、アップデートで修正されるのを待つしかなさそうですね…。
2022年5月現在、このバグは発生していません。アップデートで修正されたようです。
内蔵スピーカーに関しては、これまで使っていた「13インチ MBP 2018年モデル」のほうが音質は良いと思います。とはいえM1チップMBAの音質も決して悪くはない。
どうやらスペック表を見ると、MBAに搭載されているのは「ステレオスピーカー」ですが、MBPには「ハイダイナミックレンジステレオスピーカー」なるものが搭載されているようです。
でもM1チップMBAの音質も悪くはないと思います(2回目)。音質にこだわる人にとっては微妙かもしれないけど、そもそも音質にこだわる人は外付けスピーカーを持っていますよね。
内蔵スピーカーとしては問題ない音質でしょう。いやあノートPCの音質って良くなりましたね。
基本的には買ってしまって大丈夫だと思います。
Office、Adobeなどのアプリはほぼ問題なく動くはず。複雑ではない動画編集、テキスト作業、画像編集作業、コミュニケーションや進捗管理、といった作業がメインの人は買ってしまって大丈夫かと思います。
絶対に必要なソフトがM1チップ未対応で動かない、とかであれば対応するのを待つしかないです。
ちなみに僕の作業内容はだいたいこんな感じ。そこまでマシンパワーが必要なことはしていないので、M1チップでも問題なく快適に動いてくれます。
というか、上記のような作業がMacBook Airでパワー不足を感じずにできるって、冷静に考えたら凄すぎる。
特にコスパ的な意味では、M1チップはこれまでのノートPCのパワーバランスをぶっ壊すバケモノ。この値段でこの性能、すごい。
ソシャゲでこれまでのゲームバランスを崩すほど強いキャラが実装されると「ぶっ壊れキャラ」なんて言われますが、そういう意味ではM1チップMacBookは「ぶっ壊れマシン」かもしれません。機械にぶっ壊れなんていうのは縁起でもないですが(笑)
最初のApple Silicon「M1チップ」がこれほどの完成度なら、次のM2チップはどうなるのでしょうか。楽しみが尽きません。
ここからさらに性能が大幅アップするなら(まだまだ性能上がりそうな気がする)、M2チップMacBookも買ってしまいそうな勢いです。
「M1チップ MacBook Air」を触ると、今後のApple Siliconにも期待せずにはいられません。
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