FlexiSpotオフィスチェア「C7 Morpher」レビュー:身長165cmでも座りやすくて嬉しい

記事内に広告を掲載している場合があります。
FlexiSpotオフィスチェア「C7 Morpher」レビュー
FlexiSpot セール情報
2025/11/21 更新

公式サイトで「FlexiSpotブラックフライデーセール」開催中!

FlexiSpotは各ショッピングサイトごとに割引額が異なることが多々あります。

各ショッピングサイトで価格を比較し、一番安いショッピングサイトで購入するのが良さそうです。

おすすめピックアップ

人気モデルは、電動昇降デスク「E7」・「E7 Pro」・「E8」などです。

身長に合うサイズや組み立て方に不安がある人は、こちらの記事も。

▼FlexiSpotno選び方を解説
初めてのFlexispot電動昇降デスクの選び方。身長に合った昇降範囲、天板、組み立て方などをチェック

▼公式サイトのメリット

  1. Flexispotポイント(独自ポイント)が貯まる
  2. 有料の組み立てサービス「らくらく家財宅急便(ヤマト運輸)」が利用可能

3週間ほど座ってみた感想は「すごく良い」です。

Flexispotさん(@FlexiSpot_JP)から、新作オフィスチェア「C7 Morpher」をご提供いただきました。

僕は身長165cm男性ですが、「C7 Morpher」は座面がかなり下がるので身長が低くても座りやすいのが本当にありがたい限りでした。

身長低めの人のオフィスチェア選びって意外と難しくないですか? デカいオフィスチェアが多くて自分には合わないと思っている身長低めの人は、「C7 Morpher」が良い候補になりそうです。

2025年8月時点ではクラウドファンディングMakuakeで先行販売中。またヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで展示されているので、一度試しに座っているのも良さそうです。

FlexiSpot C7 Morpher
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 身長165cmでも座りやすい座面の低さ
  • 可動箇所が多いので体型に合わせやすい
  • チェア本体が軽めで動かしやすい
デメリット
  • ホコリがちょっと目立つ
  • 耐久性とサポートはまだ評価不能

※本記事は製品提供で制作しています。

Contents
筆者情報(タップで開く)
アイコン

一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。

PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。

PCデスク周りはこちら

FlexiSpot C7 Morpherとは

FlexiSpot C7 Morpher

電動昇降デスクを中心にさまざまな家具類を展開しているFlexiSpotから、新作オフィスチェア「C7 Morpher」が登場しました。

長時間でも快適に座れるように人間工学に基づいて設計された、いわゆるエルゴノミクスチェアに分類される椅子。エルゴヒューマン・アーロンチェア・オカムラのチェアとかに代表されるようなデザインのオフィスチェアです。

機能・サイズ・重量などのスペックは以下。

FlexiSpot C7 Morpherの詳細
全体サイズ幅:70cm
奥行:71.5cm
高さ:108~141.5cm
座面調整範囲座面の高さ:44.5〜53.4cm
座面の前後スライド:8cm
本体重量約26.6kg
耐荷重136kg
カラーブラック・グレー
梱包サイズ79 × 70 × 55cm(約34kg)
主な機能/可動部位・リクライニング
・ヘッドレスト
・アームレスト
・背もたれ高さ調整
・座面スライド調整
・エアランバーサポート
・フットステップ
・オットマン
保証期間5年
先行販売Makuake
公式サイトFlexiSpot
メリット
  • 身長165cmでも座りやすい座面の低さ
  • 可動箇所が多いので体型に合わせやすい
  • チェア本体が軽めで動かしやすい
  • 10万円を切る価格
デメリット
  • 座面のホコリがちょっと目立つ
  • 耐久性とサポートはまだ評価不能

そんなわけで、身長165cmの筆者が「FlexiSpot C7 Morpher」を3週間ほど使った感想を書きます。
(体重は65kgです。体重も記載しておいたほうが体型のイメージがしやすいですかね?体脂肪率は15%ぐらいです。いや、なんか、こいつ身長のわりに太ってね?と思われそうな気がしたので、せめてもの弁明として体脂肪率も書かせてください。太ってないですよ本当です信じてください)

高身長の人にはあまり参考にならないかもしれません。ごめん。

FlexiSpot C7 Morpher

オフィスチェア遍歴としては、これまで約12年間エルゴヒューマンプロを使ってきました。

コロナで在宅ワークが一般的になる前から、家での作業用に購入しました。

FlexiSpot C7 Morpherとエルゴヒューマンプロ

ただ、さすがに12年使ってガタが出つつあるのも事実。実際10年目にはリクライニングが故障したので修理してもらいました。さらに座面のメッシュの張り具合もそこそこヘタっていて、座ると座面が柔らかく必要以上に沈み込むようになってきた感覚があります。

今後エルゴヒューマンプロには第一線を退いてもらい、C7 Morpherをメインチェアとして利用するつもりです。エルゴヒューマンプロもすごく良かったのですが、さすがに経年劣化には抗えないですね。

今後は数ヶ月〜数年使った中長期的なレビューも書きたいと思っているので、もしよかったらX(@indoorheart)をフォローするか、このブログをブックマークしてお待ちください(ダイレクトな宣伝)

FlexiSpot C7 Morpherのメリット

まずC7 Morpherのメリットからまとめます。

FlexiSpot C7 Morpherのメリット
  • 身長165cmでも座りやすい座面の低さ
  • 可動箇所が多いので体型に合わせやすい
  • チェア本体が軽めで動かしやすい

身長165cmでも座りやすい座面の低さ

FlexiSpot C7 Morpher
座面の高さ(公式表記)
FlexiSpot C7 Morpher44.5cm〜53.4cm
エルゴヒューマンプロ46cm~55cm
もっとも低い位置の差約1.5cm

公式スペック表記によると、C7 Morpherの座面のもっとも低い位置の高さは「44.5cm」。

対して、これまで12年使ったエルゴヒューマンプロの座面はもっとも低い位置で「46cm」。その差は約1.5cm。

座面高の測り方の基準がわからないので厳密な比較は難しいですが。とにかく実際に比較してみると、確かにエルゴヒューマンプロよりもC7 Morpherのほうが座面が1〜2cmぐらい低いです。

座った感覚としても、C7 Morpherのほうが座面が低いことがわかります。太もも裏の圧迫感が少なく、足裏が地面にしっかり着く感覚があります(エルゴヒューマンプロも問題なく座れるけど、C7 Morpherのほうがさらに低いという意味)。

FlexiSpot C7 Morpherとエルゴヒューマンプロ
左:C7 Morpher
右:エルゴヒューマンプロ
座面をもっとも下げた状態で比較

またFlexispotさんからは以前「C7 Air」というオフィスチェアを提供いただいたこともあるのですが、各部が大きめに作られていて、身長165cmの僕にはちょっと大きくて合わなかったんですよね……。

座面の高さ(公式表記)
FlexiSpot C7 Morpher44.5cm〜53.4cm
FlexiSpot C7 Air45.5cm〜52.5cm
約1cm

こちらは「C7 Morpher」と「C7 Air」の座面高の比較。

C7 Morpherのほうが座面がかなり低く、僕にとっては座りやすいです。

FlexiSpot C7 MorpherとC7 Air
左:C7 Morpher
右:C7 Air
座面をもっとも下げた状態で比較

Flexispotといえば電動昇降デスクが有名ですが、結構大きめ(天板の最低高が高め)のデスクが多く、身長低めの人には合わない製品がチラホラあります。Flexispot製品は全体的にやや大きめで、身長低めの人には合わないという印象を持っていました。

しかし「C7 Morpher」は、僕のような身長低めの人でも使いやすいサイズ感になっていて嬉しい!

このほか、背もたれの高さ・座面の前後も調整可能です。

  • 背もたれ:5段階調整
  • 座面:前後に約8cmほどシームレスに調整可能

背もたれはもっとも低い位置、座面はもっとも奥の位置が、僕(身長165cm男性)には合いました。

※追記

背もたれの高さは、もっとも低い位置から2番目ぐらいでもちょうどいい感じでした!

可動箇所が多いので体型に合わせやすい

FlexiSpot C7 Morpherの背面

C7 Morpherの主な可動箇所はこちら。

一般的なオフィスチェアよりも可動箇所が多く、体型や姿勢に合わせやすいです。

主な可動箇所
  • リクライニング
  • ヘッドレスト
  • アームレスト
  • 背もたれ高さ調整
  • 座面スライド調整
  • エアランバーサポート
  • フットステップ
  • オットマン

個人的に特に良かったのは、以下3箇所。

  • アームレスト
  • オットマン
  • エアランバーサポート

アームレスト

アームレスト良いです。公式サイトでは「5Dデュアルアクシスアームレスト」という、ものすごく可動域が広そう謳い文句が記載されています。

FlexiSpot C7 Morpherのアームレスト

本当に360度回転するアームレストはなかなかなさそう。体格や姿勢に合わせやすそうです。

FlexiSpot C7 Morpherのアームレスト

個人的には以下のように「ハの字」の状態で体に寄せて使いたい派です。これができて嬉しい。

FlexiSpot C7 Morpherのアームレスト
アームレストはこういう配置で使っています

オットマン

またオットマンも搭載。これまで使っていたエルゴヒューマンプロは、オットマン非搭載タイプだったので新鮮です。

FlexiSpot C7 Morpherのオットマン

しっかりリラックスできました。リクライニングと合わせて使えば寝れますね。ただ会社だったらオットマンで休憩できるメリットは大きい気がしますが、家だったらソファとかベッドで仮眠すればいいような気もします。僕は家で仕事しているのでソファかベッドでよく30分ぐらい昼寝しています。昼寝おすすめ。

ランバーサポート

そして「エアランバーサポート」。オフィスチェアにおいてもっとも大事な箇所と言っても過言ではないのが、この腰のサポート部分。

FlexiSpot C7 Morpherのエアランバーサポート

ただのランバーサポートではなく、”エア”ランバーサポートです。

ランバーサポートの内側には、エアバッグのような空気袋が左右に搭載されています。

FlexiSpot C7 Morpherのエアランバーサポート
白い袋がエアランバーサポートの空気が入る袋

ランバーサポート裏側のボタンを押すと、この空気袋が膨らみ、腰をサポートする仕組み

浮き輪とかに空気を入れるような感覚でしょうか。ボタンをシュコシュコ押して、空気を入れます。すぐ下にある2つ目のボタンを押せば、空気を抜くこともできます。

FlexiSpot C7 Morpherのエアランバーサポート
エアランバーサポートに空気を入れる

このような機能が搭載されているオフィスチェアはなかなかないですよね。面白いアイデアだなと。

実際に腰のサポート感も、個人的には良いと思いました。ただし、数日ぐらいで空気が自然に抜けてしまうので、再度充填する必要ありです。

空気を入れていない状態でも、腰のサポート力はそれなりにあります。個人的には少し空気を充填したほうが好み。

チェア本体が軽めで動かしやすい

FlexiSpot C7 Morpher
本体重量の比較
FlexiSpot C7 Morpher約26.6kg
エルゴヒューマンプロ約28.3kg
重量差約1.7kg

これまで約12年使っていたエルゴヒューマンプロとの比較になりますが、なんだかFlexiSpot C7 Morpherのほうがキャスターが軽い。軽々と移動できるのが良かったです

これはC7 Morpherの本体重量が少し軽めだからなのか、それともエルゴヒューマンプロのキャスターが12年経過して劣化しているからなのか、理由を判別しづらいのですが……

とにかく、今使っているエルゴヒューマンプロより軽々と移動できて楽で良いです。

FlexiSpot C7 Morpherのデメリット

FlexiSpot C7 Morpherのデメリットも書きます。

FlexiSpot C7 Morpherのデメリット
  • 座面のホコリがちょっと目立つ
  • 耐久性とサポートはまだわからない

座面のホコリがちょっと目立つ

提供していただいたC7 Morpherの色はブラック。

座面や背面に付着した、細かいホコリがちょっと目立ちます。

FlexiSpot C7 Morpherの座面
写真では見づらいけど白いホコリがちょっと目立つ

掃除機やゴミ取りのコロコロで簡単に掃除できますが……、これまで使っていたエルゴヒューマンプロでは座面のホコリって一度も気になったことがなかったので、想定外のデメリットだと感じました。

またこういうエルゴノミクスチェアの宿命ですが、骨組みにはホコリが溜まりやすいです。定期的に掃除したほうが良さそうですね。これはエルゴヒューマンプロもC7 Morpherも同じ。

FlexiSpot C7 Morpherの骨組み

耐久性とサポートはまだわからない

FlexiSpot C7 Morpher

「可動箇所が多いので体型や姿勢に合わせやすい」点をメリットとして挙げましたが、裏を返せば、可動箇所が多いほど故障リスクを抱える箇所が増える、ということでもあります。

故障するとしたら、可動部からでしょう。

なんとなくの予感に過ぎませんが、エアランバーサポートはちょっと故障しやすそうな雰囲気を感じます。空気を充填できるのは面白くて実用的で良いのですが、そのうちエアバッグが破れたりしそうな気も……。

可動箇所が少ないシンプルな椅子のほうが、故障リスクも低いと言えそうです。

FlexiSpotオフィスチェア「C7 Morpher」レビュー

また故障した際のサポートについては、現時点では何とも言えません。

例えば12年使ったエルゴヒューマンプロが故障したときは、以下のようなサポートの良さを実感しました。ロングセラー商品・定番商品の強さを感じましたね。

エルゴヒューマンプロのサポートが良かったところ
  • ちゃんとした日本語でのスムーズなやり取り(日本語ができる外国人によるカスタマーサポートではなく)
  • 事前に正確な見積金額を出してもらえた
  • 訪問修理が可能(郵送しなくて済むのは本当に助かる)
  • 10年前に購入したオフィスチェアでも、まだ部品があって修理可能

特にエルゴヒューマンプロは訪問修理がありがたかったです。こんな重量物を郵送するのは大変なので。

FlexiSpotは現時点では訪問修理は実施していないと、公式サイトの保証ページに記載されています。(今後サポート範囲が拡大される可能性はゼロではないと思いますが)

あまり万が一のときのことを考えすぎると何も買えなくなりますが、高額なオフィスチェアは長く使うものなので、故障時のサポートについて知っておいて損はないです。

FlexiSpot C7 Morpherを組み立てるときの注意点

FlexiSpot C7 Morpherのダンボール箱
ものすごいデカくて重い

各パーツが梱包された激重段ボールで届いたC7 Morpher。梱包時の重量は約34kgとのこと。

佐川急便の配達員さんが、肩の上に担ぐような?ものすごい持ち方で持ってきてくれました。プロの持ち方ですわ。いつも重い荷物をありがとうございます……!

とりあえず玄関に置いてもらいました。ここから部屋の中まで移動させるのが一苦労。

FlexiSpot C7 Morpherの付属工具

段ボールを開封し、各パーツを自分で組み立てます。大量の梱包材のゴミが出るので、すぐに捨てられるようにゴミの日の前日に組み立てるのが良いかもしれません。

組み立ては、できれば2人で。FlexiSpot C7 Morpher公式ページにも「組み立てる際には、2人以上での作業をおすすめします。」と明記されています。

とはいえ、家具などの組み立てが得意な男性であれば、1人でも組み立てられそうです。僕は1人で組み立てました。

組み立てに必要な工具は同梱されています。自分で用意する必要はありません。

C7 Morpherを組み立てるときの注意点まとめ
  • 段ボールの重量は約34kg。ものすごく重い
  • 大量の段ボールと梱包材のゴミが出る。すごく邪魔なので、すぐ捨てられるようにゴミの日の前日とかに開封のするのが良い
  • 2人での組み立てを推奨
  • 家具などの組み立てが得意な男性であれば1人でも組み立てられそう
  • 同梱されているので工具を自分で用意する必要なし

まとめ:FlexiSpot C7 Morpher、身長低めでも座りやすい

FlexiSpotオフィスチェア「C7 Morpher」レビュー

メリットだけでなくデメリットもいろいろ書きましたが、総評としては3週間ほど座ってみて「すごく良い」です。座りやすい。

冒頭でも書いたように、これまで12年使ったエルゴヒューマンプロは経年劣化のため第一線を退いてサブチェア(?)という位置づけで部屋に置きつつ、今後はC7 Morpherをメインのオフィスチェアとして使うつもりです。

また中長期レビューも掲載予定です。もしよかったらX(@indoorheart)をフォローするか、このブログをブックマークしてお待ちください(露骨な宣伝)

FlexiSpotオフィスチェア「C7 Morpher」レビュー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアはこちら!
  • URLをコピーしました!
Contents