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メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。
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MacBookを4Kモニターに接続して使っています。
USB-Cケーブル1本で充電とモニター出力ができる取り回しの良さ、4Kの高解像度、作業領域の広さなど、もう大満足です。
ただ、4Kモニター購入前はいくつかの疑問点があったのも事実ですね……。MacBookと接続すると、どのような挙動になるのか、わからない点がありました。
4Kモニターの疑問点
このような疑問点について、4Kモニターを購入した今だからわかることをお答えします。
僕と同じように、MacBookで4Kモニターを利用したい人の参考になれば幸いです。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
まず最初に、僕が27インチ4Kモニターを使っている作業環境を簡単に説明します。
左のMacBookを、中央の27インチ4Kモニターに接続しています(右の縦置きモニターは27インチフルHDモニター)。
Dellの27インチ4Kモニター「U2720QM」を使っています。
2020年7月に購入。記事執筆時点で、約4年使ったことになります。
この4Kモニターに接続して使ってきたMacBookは以下3モデル。どれもしっかり4K出力できました。
DELLの4Kモニター「U2720QM」のレビュー記事
▶4Kモニター、DELL「U2720QM」レビュー。Retinaディスプレイを初めて見たときの感動、再び
このように27インチ4KモニターとMacBookを組み合わせた作業環境で約4年過ごし、いろいろとわかったことをまとめました。
MacBookを27インチ4Kモニターに接続したい人の疑問をいくつか解消できるかもしれません。
高解像度4Kモニターを存分に使いたいなら、解像度の設定が大事です。
MacBookを27インチ4Kモニターに接続した状態で、「システム設定→ディスプレイ」で見ると、このように5種類の解像度が選択可能になっています。
まず、メインとなる5種類の解像度が用意されています。
この解像度のどれかを使う人が多いはず。
さらにこの状態で、「Optionキー」を押しながら解像度をクリックすると、以下13種類もの解像度が表示されます!
27インチ4Kモニターには、合計13種類の解像度が用意されています。
それぞれの見え方は個人差が大きいのですが、個人的には赤字の解像度が使いやすいと思います。
筆者は30代で、近眼なのでメガネをかけています。まだ老眼はありません。
27インチ4Kモニターでこれらの解像度を選ぶと、どのように表示されるのでしょうか。
文字のサイズや作業領域に注目しながらご覧ください。
本来は4Kで「3840×2160」ある解像度を、擬似的にフルHD「1980×1080」として表示可能。(疑似解像度という技術なのですが特に覚えなくていいです)
この状態でYahoo!のトップページを表示しました。これぐらいの文字サイズと作業領域で表示されます。
文字がめちゃくちゃ綺麗です。
4K(3840×2160)でフルHD(1920×1080)の解像度を表示すると1ピクセルあたりの密度が多いため、すごく綺麗に見えます。文字も滑らかで読みやすく、使っていて気持ちいい精細さですね。
ただし、フルHDと同じ作業領域なので狭いです。個人的にはもう少し広く使いたいので、この解像度は使っていません。綺麗だけどね。
続いて、WQHD「2560×1440」の解像度に設定したときの見え方です。
先ほどのフルHD表示よりも文字が小さくなり、表示領域が広くなります。
文字の大きさはやや大きめ、表示領域がやや狭めだと感じます。個人的には、もう少し高解像度を選びたいところ。
ブラウザを左右に並べることもでき、作業効率が上がると思います。
ちなみにブラウザやアプリを綺麗に並べるなら『Magnet マグネット(400円)』というMacアプリを使うと便利です。僕も愛用しています。
あまり馴染みのないですが、「3008×1692」ぐらいの解像度は3K(QHD+)と呼ばれたりします。
この解像度を選択すると、このような表示。
人によっては文字がや小さくて読みづらいかも。
目とモニターまでの距離にも寄りますが、文字小さめかなぁと。タイピングもしづらいかも。
個人的に「3008×1692」はかなり好み。メインで使っている解像度です。
慣れれば、文字を読むのもタイピングも苦ではありません。むしろ1画面にさまざまな情報を表示でき、作業が捗ります。
ブラウザを左右に並べると、以下のような表示領域。デュアルモニターのように使えます。広い作業領域が欲しいときは良いオプションとして機能する気と思います。
「3200×1800」の解像度はこのように表示されます。
個人的に「3200×1800」も好みです。
表示領域は広め、文字は小さめです。ですが僕のような30代老眼なしであれば、普通に読み書きできるはず。老眼の人はちょっと見えづらいかも……。
なにより表示領域が広いのが嬉しいですね。一度にたくさんの情報を表示できて便利です。
ブラウザを左右に並べるとこんな感じ。デュアルモニター的な
またこれぐらいの解像度から、インテルCPUのMacBookの場合は負荷が大きくなる気がしますね。動作がカクつくようなら、解像度を下げたほうがいいかもしれません。
AppleシリコンMacBook(M1 MacBook Airで試しました)であれば、負荷がかかっているようには感じません。さすが。
本来の4K解像度である「3840×2160」は、このように表示されます。
作業領域は広い。広すぎます。ブラウザ何枚並べられるんだよってぐら広い。
それに伴い、文字も非常に小さくなります。僕のような30代老眼なしでも、さすがに文字が小さすぎると感じます。
個人的には、ちょっと実用的ではない印象。
老眼の人は、「1920×1080」から「2560×1440」の解像度を使うことになるかな……?という気がします。
具体的には以下4つの解像度のどれかです。
『解像度・文字サイズ・作業領域』の関係は、以下のようになります。
つまり解像度が高くなるほど、文字が小さくなります。老眼だと文字が小さすぎて読めない可能性があります。
解像度を低くすると、文字が大きくなります。
なので老眼の人は、解像度を「1920×1080 〜 2560×1440」の間ぐらいに設定するのが良さそうです。
4Kモニターで解像度を「2560×1440」にして使うなら、最初からWQHDモニター(2560×1440)を買ったほうがいいのでは?と思うかもしれません。
しかし4KモニターでWQHD(2560×1440)の解像度にすると、ピクセルの密度が高いのでWQHDモニターよりも綺麗に表示されるはずです。
4KモニターでフルHD(1920×1080)解像度にすると、フルHDモニターよりも綺麗に表示されるように。
なので、4Kモニターを買う価値はあると思います。
というわけで、4Kモニターの疑似解像度についてでした。
この疑似解像度は、そのまま作業領域の広さの話にも繋がります。
27インチ4Kモニターの作業領域の広さについて。
例えば、フルHD「1920×1080」の解像度だと、以下のように画面にブラウザを1枚置くのが精一杯の広さです。
つまり、作業領域が狭いと言えます。
一方で例えば「3200×1800」にすれば、ブラウザを左右に並べられるぐらいの広さになります。
作業領域が広いと言えます。一度に表示できる情報量が多く、作業が捗ります。
このように解像度によって、作業領域が大きく変わります。作業領域の広さの好みは、人それぞれ。
30代老眼なしの僕としては「3200×1800」が好みです。文字が程よい大きさで、ブラウザも2枚並べられて実用的。
MacBookのディスプレイを開けば、トリプルディスプレイのように使えます。僕の作業内容(使用ソフトはブラウザ、エディタ、Photoshop、Lightroom等)では今のところ十分です。
動画編集ソフトのように「作業範囲が横に長い」ソフトも快適です。
ただ動画編集がメインのお仕事であれば、さらに横長の34インチぐらいのウルトラワイドモニターを検討してもいいかもしれませんね。
ただ老眼気味の人は、「3200×1800」だと文字が小さくて見えづらい可能性があるのでご注意ください。
僕(30代)としては、「3200×1800」は作業領域が広くて文字も十分読める、バランスの良い解像度だと感じています。
MacBookを使っているとき、僕は画面の明るさを頻繁に微調整するタイプです。みなさんどうでしょうか?
MacBook本体の画面の明るさだったら、キーボードで簡単に調整できますよね。
でも外部モニターは、明るさ調整がちょっと面倒です。
まずMacBookキーボードの明るさ調整ボタンを押しても、外部モニターの明るさは調整できません。
調整できるのはMacBook内蔵ディスプレイの明るさだけで、外部モニターの明るさは変わりません。ここが連動してくれればラクなんですけどね……。
外部モニターの明るさ調整は、モニターの物理ボタンを操作するか明るさ調整アプリを使うか、の2択になると思います。
はっきり言って、明るさ調整のたびにモニターの物理ボタンを押すのは面倒くさいです。それに”押しづらいボタン”も多い印象(モニターってクリック感が微妙なボタン多い説)。
明るさ調整メニューに入ってボタンでポチポチ調整して決定ボタンを押して……と工程が多いのも面倒くさい要因。
例えば僕が使っている4Kモニター「U2720QM」の物理ボタンは、画面右下にあります。ボタン自体が小さくて硬めで、お世辞にも押しやすいとは言えないですね……。
そこでオススメなのは、明るさ調整アプリを使う方法。
僕はMacアプリ『QuickShade(無料)』を使っています。
起動すると、メニューバーから一発で明るさ調整できるようになります。
明るさを簡単に調整できるのは便利。
特に目の疲れを感じる人、夜中に作業する人は、モニターを暗めにしたいと思うのでは? 『QuickShade(無料)』を使えば、外部モニターの明るさ調整もかんたんです。
USB-Cケーブル1本でディスプレイ出力とMacBookの充電ができる!
これが今どきの4Kモニターのメリットです。
ただUSB-Cケーブル繋ぎっぱなしだと過充電になり、MacBookのバッテリーが劣化してしまうのでは?と心配していました。
結論から言うと、過充電やバッテリー劣化は心配しなくていいようです。
以下のAppleコミュニティの回答によると、最近のMacBookは繋がっている機器を自動的に判別して電圧や電流を調整してくれるため、バッテリーの過充電や劣化はほとんど気にしなくていいとのことでした。
【参考】▶MacBook Proの充電・給電 – Apple コミュニティ
というわけで、USB-Cケーブル繋ぎっぱなしの運用で問題なさそうです。
そもそもMacBookのスペックで4Kもの高解像度を出力できるの? という疑問への回答。
すでに見てもらった通り、MacBook Proで問題なく4K出力できます。
まず2020年に使っていた、インテルCPUのMacBook Pro 13インチのスペックがこちら。
インテルの内蔵グラフィックスなので高性能ではありませんが、問題なく4Kモニターを利用できています。
その後、2020年に発売されたM1チップMacBook Airに乗り換え。さらに2024年には、M2 Pro MacBook Proに乗り換えました。
どちらもまったく問題なく、快適に4Kモニターに出力できています。
基本的に近年発売のMacBookであれば、問題なく4Kモニターを利用できると考えて問題ありません。
あくまでDELLの27インチ4Kモニター「U2720QM」とMacBookをUSB-Cケーブルで接続した場合の話です。
MacBookのスリープと復帰の動作はスムーズでした。嬉しいポイントでしたね。
スリープ状態から復帰させたときのスピード感をGIFにしました。個人的には、ストレスを感じない復帰スピードです。
スリープからの復帰が遅いとイライラして日々の仕事に支障が出ますからね……。速いのは嬉しい!
とりあえず「U2720QM」とMacBook Proの組み合わせは非常に快適です。
4Kモニターを検討しているMacBookユーザーの多くは、「USB-Cケーブル1本で充電とディスプレイ出力ができる」点に惹かれているはず。
充電に関して、4Kモニターから供給されるワット数をちゃんと確認しておいたほうが良いです。
例えば、僕が使っているDELLの4Kモニター「U2720QM」は、最大90Wの電源供給。
「MacBook Pro 16インチ」等だとワット数が足りません。低負荷な作業中なら充電できるかなと思いますが、高負荷な作業をすると充電しているのにバッテリー残量が減っていく(つまり出力に入力が追いついていない)状態になりそうです。
ハイスペックMacBookを高負荷環境で使いたい場合は、別途電源ケーブルを挿す必要がありそうですね。
モデル | ワット数 |
---|---|
M1 MacBook Air | 30W |
M1 MacBook Pro13インチ | 61W |
M2 MacBook Pro 13インチ | 67W |
8コアCPU M1 Pro MacBook Pro 14インチ | 67W |
10コアCPU M1 Pro MacBook Pro 14インチ | 96W |
M1 Max MacBook Pro 14インチ | 96W |
M1 Pro/M1 Max MacBook Pro 16インチ | 140W |
インテル製CPU MacBook Pro 13インチ | 61W |
インテル製CPU MacBook Pro 15インチ | 87W |
インテル製CPU MacBook Pro 16インチ | 96W |
4Kモニターを買う前に、USB-Cケーブルで何ワットの電源供給ができるのかしっかりチェックしておきましょう。
必要なワット数が大きいMacBook Pro 15/16インチユーザーの方は特に。
老眼の人は、「1920×1080」、「2048×1152」、「2560×1440」あたりを使うことになりそうです。
老眼ではない人は、「2560×1440」、「3008×1692」、「3200×1800」あたりが便利です。
解像度を高くするほど、文字サイズが小さくなり、作業領域が広くなります。
解像度を低くするほど、文字サイズが大きくなる、作業領域が狭くなります。
例えば3840×2160だと、文字サイズが小さく、作業領域は広いです。
1920×1080だと、文字サイズが大きくなります、作業領域は狭いです。
めちゃくちゃわかります……! 購入前にどのサイズが良いのか確かめたいはず。
それならば、レンタルサービスという手があります。
例えば家電レンタルサービスの「レンティオ」では、DELLの27インチ4Kモニターが月額6,000円からレンタル可能でした。
4Kモニターのサイズで迷っているなら、購入前に一度レンタルで試してみるのが良いかも
また、探してみると4Kモニターを利用できるコワーキングスペースもあるかもしれません。
実際、横浜みなとみらいには「27インチ4Kモニターが使えるカフェ」があります。ノートパソコンを持っていき、一度4Kモニターを体験してみるのも良さそうですね。
購入前に、レンタルやコワーキングスペースで、4Kモニターを体験してみるのはかなり良いと思います。
上記の疑問はすべて、僕が4Kモニターを購入する前に抱いていた疑問です。同じようにMacBookで4Kモニターを利用したいけど、解像度や明るさ調整が不安……という人の参考になれば幸い。
MacBookと4Kモニターの作業環境、めちゃくちゃ良いですよ。快適すぎてMacBook1台やフルHDモニターには戻れません。4Kの画面の綺麗さと作業領域の広さ、最高!
リモートワークの普及で、自宅にモニターを導入する人も増えているようです。
価格はややお高いかもしれませんが、作業効率や快適性、目の疲れ軽減などを考えると大きめの4Kモニターを導入する価値はあると思います。
▼在宅ワーク向けの4Kモニターをピックアップしました。
▼僕が使っている4Kモニターはこちら。
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