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Apple Watchを買い換えるにあたり、「バンドの互換性」について調べてました。
例えば、Apple Watchの本体サイズが「42mm→45mm」に変わると、バンドも買い換える必要があるのでしょうか?それとも、今まで使ってたバンドはそのまま使えるのでしょうか?
結論から言うと「Apple Watchは大小2種類の本体サイズがあり、小さい本体同士、大きい本体同士ならバンドの互換性がある」となります。
本体サイズに応じて、バンドの互換性あり
Apple Watch Ultraは本体サイズが過去最大の49mmになりましたが、旧モデルのバンドと互換性があります。わかりやすくまとまめます。
※2023年9月発表のApple Watch Series 9/Ultra 2に合わせて更新済み
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
Apple Watchは、いつも大小2種類の本体サイズで販売されます。
(Apple Watch Ultraシリーズのみ1サイズ)
本体サイズがだんだんと大きくなっていますが、小さい本体同士、大きい本体同士はバンドの互換性が保たれています。
こちらの表のタテ方向に記載された本体サイズ同士は、バンドの互換性があります。
Apple Watch のモデル | 小さいサイズ このタテ列は互換性あり↓ | 大きいサイズ このタテ列は互換性あり↓ |
---|---|---|
Series 1 | 38mm | 42mm |
Series 2 | 38mm | 42mm |
Series 3 | 38mm | 42mm |
Series 4 | 40mm | 44mm |
Series 5 | 40mm | 44mm |
SE(第1世代) | 40mm | 44mm |
Series 6 | 40mm | 44mm |
Series 7 | 41mm | 45mm |
SE(第2世代) | 40mm | 44mm |
Series 8 | 41mm | 45mm |
Ultra | – | 49mm |
Series 9 | 41mm | 45mm |
Ultra 2 | – | 49mm |
念のため、「互換性ありなしパターン」を文章化してまとめます。
例えば、
Series 3の38mm用バンドは、SE(第2世代)の40mmやSeries 9の41mmに装着できる
ということになります。互換性あり。
例えば、
Series 3の38mm用バンドは、SE(第2世代)の40mmやSeries 9の45mmには装着できない
ということになります。互換性なし。
Apple公式サイトの記載も合わせて紹介。
41mm用バンド「41mmケース用エルダーベリースポーツバンド」には、本体サイズ「38/40mm」と互換性があると記載されています。
45mm用バンド「45mmケース用エルダーベリースポーツバンド」には、本体サイズ「42/44mm」と互換性があると記載されています。
また45mmバンドは、Apple Watch Ultraの本体サイズ「49mm」とも互換性があります。
「Apple Watch Ultra」シリーズの本体サイズは、過去最大の49mm。
合わせてApple Watch Ultra用バンドとして、新たに「トレイルループ・アルパインループ・オーシャバンド」も発売されました。
これらのバンドは “Apple Watch Ultraのためにデザインされており、49mmケースと組み合わせるのがベストですが、従来の44/45mmケースにも対応します” との記載がありました。44/45mmのApple Watchにも装着できるみたいですね。
ただ……”49mmと組み合わせるのがベスト”という表現が少し気になりますね。「互換性はあるっちゃあるけど、44/45mmの本体に付けると美しくないよ」みたいな?ニュアンスを含んでいるようにも見えます。
また従来の45mmバンドは、Apple Watch Ultraの49mmケースに対応との記載もありました。
基本的に互換性をチェックするときに必要な情報は、「本体サイズ」と「バンドサイズ」のみです。
しかし、少しだけ例外があります。それは「ソロループ・ブレイデッドソロループ」の2製品。
この2製品だけは、装着可能なApple Watchの世代が限られているようです。
Apple公式サイトによると、ソロループとブレイデッドソロループに対応するのは、”Apple Watch SEとApple Watch Series 4以降のモデルのみ” との記載がありました。
また40mmと41mmケースはバンドサイズ1〜9、44mmと45mmケースはバンドサイズ1〜12に対応するとのこと。
ただ……、これけっこう謎なんですよね。
本体とバンドの着脱システムは、Series1から最新モデルまで変わっていないはずなので、ソロループ & ブレイデッドソロループもSeries3 以前にも装着可能な気がしますが……。
しかし上記の通りApple公式としては、
ソロループとブレイデッドソロループに対応するのは、Apple Watch SEとApple Watch Series 4以降のモデルのみ
となっているので、購入の際はご注意ください。
このようにApple公式サイトにもしっかりと記載があるので、安心してApple Watchを買い換えられるでしょう。
ちなみに、この互換性はバンドの種類(スポーツバンド・スポーツループ・レザーバンド・ステンレススチールバンドなど)を問わず、全バンドに共通する互換性です。
例えば新しいApple Watchを購入する場合、以下のような買い替え方だとバンドの互換性があるわけですね。
今Apple Watch Series 4の「40mm」を使っている人は、Series 9の「41mm」 を買うとバンドの互換性がある
このように買い換えると、現在お持ちのバンドと新しいバンドの2つを、気分によって付け替えることができます。
ただし……、僕のように「どうせ黒のスポーツバンドしか使わない!」という人は、バンドの互換性を気にせずに本体を買い換えても良いかなと思います。
実際、僕は「Series 3の42mm」から「Series 5の40mm」 へと、バンドの互換性がない買い替え方をしました。でも黒バンドしか使わないので気になりません(笑)
今回Apple Watch Series 3が割れてしまったため、Series 5に買い替えました。まさか割れるとは思いませんでしたね…。ショックでした…。
ここからはちょっと余談。時間のある人だけご覧ください。
Apple公式には互換性なしと言われている「42mm用と40mm用バンド」。果たして本当に互換性はないのでしょうか? 取り付けは不可能なの? 確かめてみました。
以下は、本来ならば互換性のない「42mm用バンド」と「40mm用バンド」。一見すると同じような大きさに見えますが、よくよく見ると確かに装着部分の大きさが違います。
このバンド取り付け部分の大きさがほんの少し違うのですが…、写真だと分かりづらいですよね!
奥が42mm用バンド、手前が40mm用バンドです。
試しに「42mm用バンド」を40mmの本体に取り付けてみると……、バンドの左右が少しはみ出してしまいました。
そのまま着用できますが、ちょっとかっこ悪いですね……。
逆に「40mm用バンド」を42mmの本体に取り付けてみると、今度は寸足らずになります。
まぁそれでも、バンドがはみ出しているよりはマシかなぁ……。一応、着用できます。
というわけで、互換性なしと言われているバンドも相互に取り付け可能ではあります。ただし、見た目がちょっとかっこ悪い。
バンドを固定するツメはしっかりハマっているため、そう簡単に外れない印象はあります。
しかし、Apple公式的には互換性なしと書かれているため、推奨できる使用方法ではありませんね。
実験的に互換性のないバンド同士を入れ替えてみましたが、もちろん皆さんにはオススメはできません。どうしても互換性のないバンドを使う場合は自己責任で……ということで汗
最後にもう一度まとめます。互換性のあるバンドは以下。
本体サイズの小さいもの同士、大きいもの同士はバンドの互換性がある、と覚えてください。
Apple Watch のモデル | 小さいサイズ このタテ列は互換性あり↓ | 大きいサイズ このタテ列は互換性あり↓ |
---|---|---|
Series 1 | 38mm | 42mm |
Series 2 | 38mm | 42mm |
Series 3 | 38mm | 42mm |
Series 4 | 40mm | 44mm |
Series 5 | 40mm | 44mm |
SE(第1世代) | 40mm | 44mm |
Series 6 | 40mm | 44mm |
Series 7 | 41mm | 45mm |
SE(第2世代) | 40mm | 44mm |
Series 8 | 41mm | 45mm |
Ultra | – | 49mm |
Series 9 | 41mm | 45mm |
Ultra 2 | – | 49mm |
Apple Watchを買い換える際にはバンドの互換性にも気をつけると、バンドのバリエーションが増えて楽しめますね。
▼本体カラーと「バンドのカスタマイズ」について
▼Apple Watchが割れた話……
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