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MacBook Proを2台の外部モニターに接続。ドッキングステーションのUSB-Cケーブルを1本挿すだけ環境

MacBook Proを2台の外部モニターに接続

M◯ Pro/M◯ Maxなどの上位チップ搭載MacBook Proユーザーで、2台の外部モニターに接続したい人の参考になれば。

ドッキングステーションから伸びているUSB-Cケーブルを1本つなぐだけで、2台の外部モニターに映像出力できる環境を作りました。やり方を簡単にまとめます。

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一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。

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ドッキングステーション経由で2台の外部モニターに映像出力

僕が今使っているM2 Pro MacBook Proは、最大2台までの外部モニターに接続できる仕様です。

M2 Pro MacBook Pro
M2 Pro MacBook Proを使っています

2台の外部モニターとのもっともシンプルな接続方法は、MacBook Pro本体にUSB-CとHDMIケーブルを2本を挿してつなぐ方法。

ただ、これだと2本のケーブルを抜き差しする必要あり、ちょっと手間です。

この接続方法がもっともシンプルだけど……

個人的には、ドッキングステーションのUSB-Cケーブルを1本挿すだけで、2台の外部モニターに一気に接続できる環境が理想です。

なので、ドッキングステーション経由で2台の外部モニターに接続できるようにしました。

MacBook Proを2台の外部モニターに接続
ドッキングステーションから伸びているUSB-Cケーブルを1本接続するだけでOK!

写真ではわかりづらいと思うので、図にしました。

2台の外部モニターをドッキングステーションに接続し、そのドッキングステーションから伸びているUSB-CケーブルをMacBook Proに接続すればOKという環境です。

MacBook Proから2台の外部モニターに出力する図

Ankerのドッキングステーション「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」を利用すると、上記の環境を構築できました!

おそらくですが、上記のように2台の外部モニターに接続できるドッキングステーションと、できないドッキングステーションに分かれると思います。

「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」なら、ドッキングステーション経由で2台の外部モニターに接続できたよ!というニッチ情報を共有します。

使っているドッキングステーションはこちら

こちらが「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」の背面。

メインモニターはThunderbolt 3(USB-C)で、サブモニターはHDMIでドッキングステーションに接続しています。

「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」の背面ポート

やっぱりこの接続方法が楽でいいですね。

外出先から帰ってきたら、ドッキングステーションから伸びているUSB-Cケーブルを1本接続するだけ。MacBook Proの充電が始まると同時に、2台の外部モニターが点灯します。めちゃくちゃ楽!

そんなわけで、M◯ Pro/M◯ Maxなどの上位チップ搭載MacBook Proユーザーで、2台の外部モニターに接続したい人の参考になれば。

ドッキングステーションを2台経由して、2台の外部モニターに出力可能

2台のドッキングステーション

さらにちょっとトリッキーな接続方法がうまくいったので、まとめておきます。ここからの話は特殊なので、余談みたいなものです。

以下、2台のドッキングステーションを数珠つなぎで接続できました。

ドッキングステーションを数珠つなぎで接続
「BenQ beCreatus DP1310」と「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」
この2台を数珠つなぎしています

ちょっと僕自身、技術的な説明はできないのですが、とにかくこの2台のドッキングステーションは数珠つなぎで接続できます!

なんかわからんけど、ドッキングステーションの共存が可能です。

以前から数珠つなぎできることはわかっていました

この2台を数珠つなぎ

この2台のドッキングステーションを数珠つなぎで共存させると、どんなメリットがあるのかというと……

Ankerドッキングステーションの「USB-CケーブルをMacBook Proに挿すだけで、2台の外部モニターに映像出力できる」という記事前半のメリットはそのままに、加えて「BenQドッキングステーションの映像切り替え機能も使えるUSBポートが増えて拡張性も増大」という状態になります。

2台のドッキングステーションのいいとこ取りができるわけです。

メリット
  • USB-Cケーブルを1本接続するだけで2台の外部モニターに接続可能
  • BenQドッキングステーションの映像切替も使える
  • BenQドッキングステーション分のUSBポートも使える
MacBook Proを2台の外部モニターに接続

文章と写真ではとにかくわかりづらいので、接続状態を図で説明します。

メインの「27インチ4Kモニター」はBenQドッキングステーションで接続、サブの「縦置きモニター」は、Ankerドッキングステーションで接続しています。

2台のドッキングステーションを経由して外部モニターに接続

BenQドッキングステーション「DP1310」とは

BenQドッキングステーション「DP1310」には、映像切り替え機能(入力先切り替え機能、スイッチャー機能のこと)が搭載されています。

背面にMacBook ProとPS5、そしてメインモニターを接続しました。

DP1310の背面の接続状況
  • 入力①:M2 Pro MacBook Pro
  • 入力②:PS5
  • 出力:メインモニター(27インチ4Kモニター)
BenQドッキングステーション「beCreatus DP1310」の背面ポート

簡易図にすると、基本は以下のような接続状態です。

スイッチャー機能の図解

この状態でBenQドッキングステーションの前面ボタンを押すと「MacBook ProとPS5の映像を切り替えられる」というわけです。

BenQドッキングステーション「beCreatus DP1310」の正面ボタン

この映像切り替え機能が便利なので、AnkerとBenQのドッキングステーションを数珠つなぎで接続しています。

BenQドッキングステーション「DP1310」のDisplayLinkは使っていない

またBenQドッキングステーション「DP1310」には、アメリカのSynapticsという会社が開発したグラフィックス技術「DisplayLink」が搭載されています。

このDisplayLinkを利用すると、仕様上、外部モニター出力台数が1台のみのM1 MacBook Airでも、その仕様上の制限を拡張して2台以上の外部モニターに接続できるようになります。

以前M1 MacBook Airを使っていたときは、このDisplayLinkのおかげで2台の外部モニターに接続でき、すごく重宝していました。

M1 MacBook Airを2台の外部モニターに接続
M1 MacBook Airを2台の外部モニターに接続

しかしM2 Pro MacBook Proは、そもそも仕様上の外部モニター出力台数が2台なので、DisplayLinkを使う必要がありません。

なのでDisplayLinkは使わず、M2 Pro MacBook Proの仕様をフル活用できる接続方法を探しました。

結果、メインモニターはBenQドッキングステーションで接続、サブモニターはAnkerドッキングステーションで接続するかたちを取っています。

2台のドッキングステーションを経由して外部モニターに接続

BenQドッキングステーションから2台目のモニターに出力するには、DisplayLinkのインストールが必要

ちなみに、以下のようにサブモニター(2台目のモニター)をBenQドッキングステーションから出力するには、M2 Pro MacBook ProにDisplayLinkをインストールする必要があります。

外部モニターの接続状態
この接続方法だと、M2 Pro MacBook ProにDisplayLinkをインストールする必要あり

上記で書いたとおり、DisplayLinkを使わずに2台の外部モニターに接続したいので、この接続方法は却下しました。

またこの記事の前半で、【おそらくですが、2台の外部モニターに接続できるドッキングステーションと、できないドッキングステーションに分かれると思います】と書きました。

BenQドッキングステーションで2台以上の外部モニターに出力するなら、DisplayLinkのインストールが必須になりますね。ただDisplayLinkさえインストールすれば、M1 MacBook Airでも2台以上の外部モニターに接続できるのが強み。

DisplayLinkなしで2台の外部モニターに接続したいなら、「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」のほうが良いでしょう。

BenQドッキングステーションはなくても問題ないけれども

勘の良いガキは気づいたかもしれませんが……(鋼の錬金術師ネタですよ!ハガレンってもう10〜20年前の作品で知らない人もいるので注釈入れたよ!)

MacBook Pro/PS5の映像を切り替えたいなら、BenQドッキングステーションがなくても、モニター側で映像を切り替えれば済む話です。

モニターの映像切替
モニター側で切り替え可能

ほとんどの外部モニターには、複数の入力ポートがあります。

MacBook ProはUSB-Cケーブルで、PS5はHDMIケーブルでモニターに接続して、モニター側で映像を切り替えればいい話。

映像切り替え機能つきのドッキングステーションは必須ではないです。

でもモニターって操作性悪くないですか?

今使っているDellの27インチ4Kモニター、お世辞にも操作性が良いとは言えません。画面下の押しづらいボタンを操作する必要があり、正直面倒です。なので映像切り替え機能があるBenQドッキングステーションを噛ませました。

ただ、映像切り替え機能のためだけにBenQドッキングステーションを購入するのは、ちょっとハードルが高いと思います……。値段が値段ですので。
(※このBenQドッキングステーションは、M1 MacBook Airを使っていたとき当ブログにご提供いただいたものです)

製品名価格
BenQ beCreatus DP131048,900円
Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock36,990円

M◯ Pro/M◯ Maxなどの上位チップ搭載MacBook Proユーザーが、2台の外部モニターに接続したいだけなら、「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」のほうが良いでしょう。

もしDisplaylinkや映像切り替え機能に魅力を感じるなら、「BenQ beCreatus DP1310」が良さそうです。

まとめ:MacBook Proで2台の外部モニターに接続するならドッキングステーションが便利

MacBook Proで2台の外部モニターに接続

M◯ Pro/M◯ Max チップ搭載MacBook Proで、2台の外部モニターに接続したい人は、記事前半だけ読んでください。

2台のドッキングステーションについての記事後半はかなり特殊な話でしたが、まぁもしかしたらこの広大なネットの中で、何かしらの参考になる人もいるかもしれないので共有しておくぜ!みたいなテンションで書きました笑

作業内容にもよりますが、外部モニター2台環境は最高です!

MacBook Proを2台の外部モニターに接続

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