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メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。
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圧倒的コスパと言って過言ではない「Fire HD 8」を購入。セール時で4,980円でした。5,000円切っているなんてマジで安い。
「Fire HD 8」は、Amazon製タブレットの中でも大きさ・スペック・値段のバランスがよく、購入を悩む人も多いかと思います。
で、実際使ってみてどうなのか?
これまでタブレット端末は「iPad min、普通のiPad、iPad Pro、Kindle Paperwhite(タブレットというか電子書籍の専用端末だけど)」を使ってきました。そのあたりの経験を踏まえつつ、Fire HD 8をレビューします。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
本体と充電器&ケーブル、取説だけというシンプルな内容物。
サイズ感がわかるかな?と思い、右側にiPhone XSを置いてみました。Apple製品だとiPad miniに近いサイズ感ですね。
裏面はプラスチック。正直安っぽい印象ですが、まぁ実際安いので個人的には気になりませんでした。
カメラは出っ張っておらず、フラット。机に置いてもガタガタしないのは良いですね。
上部に電源ボタン、microUSBポート、マイク、3.5mmイヤホンジャック、ボリュームボタン。
あと右側にmicroSDカードスロット。左側にスピーカー。
厚さは公称値で9.7mm。最近は薄型スマホが多いせいか、Fire HD 8は手で持つとそこそこ分厚い印象があります。重さは369g。
片手で持つと、このような感じ。
電源を入れると、すでに購入時のAmazon IDでサインイン済みになっていました。すぐに使える状態です。
こちらがデフォルトのホーム画面(少しいじったけど、ほぼデフォルト)。
Amazon端末らしくKindleやプライムビデオ、Amazonフォト、などの各アプリに即アクセス可能。
また左右にスワイプすると、Amazonの各ジャンルストア(Kindleストア、プライムビデオ、ゲームアプリ、Amazonでの普通の買い物、Amazonミュージック)のおすすめ商品が表示されます。
やっぱりAmazonによるAmazonのための端末なんだなぁと思わされます。もちろんAmazon以外のサービスも利用できるのですが(例えばHulu、Netflix、DAZNなど。詳細は後述)、何ともAmazon用にカスタマイズされたデバイスだなと感じます。
画面下に3つのボタン(物理ボタンではなくタッチパネルボタン)あり。それぞれ以下のような役割
例えばApple端末(iPhone/iPad)のアプリだと「画面左上に戻るボタン」があることが多く、ちょっと指を伸ばして操作しないといけませんが、Fire HD 8はほぼすべて画面下(要するに手元)で操作できます。これはなかなか便利かもしれません。
またFire HD 8は横向きにも対応。このときも画面下に操作ボタンが表示されます。
操作感はわりとキビキビとしたレスポンス。使っていてストレスを感じることはありませんでしたが、それでもiPhone/iPadほどぬるぬるではないです!(価格が違いすぎるiPhone/iPadと比べるのもどうかと思いますが汗)
iPhone/iPad等に慣れている人が触ると、ほんの少しの”もたつき”を感じると思います。
一昔前だとAndroid端末は動作が遅い、みたいなイメージがあったりしたけど、さすがに今やFire HD 8の動作は思ったよりスピーディという印象はありますね。
画面解像度は、1280×800 (189ppi)。
最近のスマホと比べると、解像度は低いと言わざるを得ませんね……。他端末と比べてみると、
こうしてみるとFire HD 8は解像度が低いです。実感としても、ハッキリ言ってちょっと荒い。
Kindleマンガやプライムビデオを見てみると……、やっぱりiPhoneやiPadに比べたら荒いです。
なんというかFire HD 8は画面のザラザラ感・ドット感みたいなものが見えてしまいます。一方iPhone/iPadだとそんなことなく、高精細でツルッツルの綺麗な見え方ですね。
まぁiPhone/iPadとFire HD 8では値段がまったく違う、何十倍も違うので、こんな比べ方するのはどうかという気もしますが……w 解像度に関して、Fire HD 8はやや注意が必要かもしれません。特にiPhone/iPad等の高解像度ディスプレイに慣れてしまった人にはちょっと違和感があるかと。
Fire HD 8の解像度でも、マンガ・動画を見ていられないほどではないですが、う〜ん……例えば文字の多いマンガはちょっとツライかも。名探偵コナンとか読むのはツラそう!
というわけで、良くも悪くもディスプレイについて値段相応って感じでしょうか。
どの程度まで”画面の粗さ”を許容できるか個人差があると思うので難しいところですが、画面が絶対に綺麗じゃなきゃ嫌だ!という人には向いてないかも。ちょっと粗さを感じたとしても、安くてガンガン使い倒せるタブレットが欲しい人にはちょうどいいかもしれません。
Fire HD 8でできること!
Amazonサービスが一通り利用できるのは当然ですね。以下。
アプリのダウンロードはGoogle Playストアではなく、基本的に「AmazonのAndroidアプリストア」から。残念ながらアプリ数はあまり多くないです。一応、有名アプリはあるかなぁという感じ。
Amazonサービス以外だと、例えば以下のようなサービスを利用できます。
あとは本体の機能として利用できるものがいくつか。
2MPのリアカメラが付いていますが、ハッキリ言って画質は悪いです。撮影するならスマホを使ったほうがいいですね。
写真を撮ると自動的にAmazon Photosにアップロードされます(設定で自動アップロードOFF可能)。なので写真閲覧アプリ=Amazon Photosアプリになりますね。
ここはしっかり確認しておきましょう。できないこともそこそこあります。
まずGPS非搭載なので、位置情報はWi-Fi経由で取得することになります。どうしてもGPSよりも不正確になってしまいますね。よってFire HD 8をカーナビとして使うのは厳しいかと。
Googleマップアプリはありませんが、その他のあまり有名ではない地図アプリならあります。ざっくり現在地を知りたいぐらいなら使えるかなぁ……。Amazonアプリストアを”Googleマップ”で検索するとこんなこんな感じ。
またGoogle製YouTubeアプリはないけど、非Google製YouTubeアプリはあります。
なのでYouTubeは見られます。
Google製のGoogleマップ・YouTubeアプリはありませんが、ブラウザでアクセスすれば利用可能です。利便性は若干落ちますが、使えないことはないです。
またLINEは使えません。
厳密にはやや手間をかけるとLINEアプリをインストールして使う方法はあるようですが……、結構面倒くさいですね。基本的にLINEは使えない、と思っておいたほうが良さそうです。
あとタブレット端末なので電話はできませんが、Skypeアプリがあるのでダウンロードすれば音声チャットが可能。
そしてAmazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」は利用でません。実はAlexaアプリはプリインストール済みなのですが、これは『Amazon Echo』シリーズの設定やスキルの有効化に使うアプリです。
残念ながらFireタブレット単体でAlexaは利用できません!
まぁ一応……米Amazon.comのアカウントを使えば、音声だけでAlexaを呼び出せるようになる(要するにAmazon Echoのように使える)そうです。ただし呼びかけの音声コマンドは英語じゃないといけないみたい。
参考記事 ▶「Fire」タブレットがスマートスピーカーに早変わり? 「Alexaハンズフリー」を試す (1/2) – ITmedia PC USER
どうしてもAlexa使いたいなら、素直にEchoシリーズ買ったほうが良さそうです。
Amazonのタブレット端末であるFireシリーズは、現在「Fire 7・Fire HD 8・Fire HD 10」の3モデルがラインナップ。
スペック表はAmazon製品ページにもあるのですが、ここでは特に重要そうなスペックだけまとめました。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | |
価格 | 5,980円 | 8,980円 | 15,980円 |
CPU | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア1.3GHz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
RAM | 1GB | 1.5GB | 2GB |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチHD | 10.1インチHD |
解像度 | 1024×600 (171ppi) | 1280×800 (189ppi) | 1920×1200 (224ppi) |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカードスロット | あり 256GBまで | あり 400GBまで | あり 256GBまで |
カメラ | フロントカメラ 2MPリアカメラ | 2MPフロントカメラ 2MPリアカメラ | フロントカメラ 2MPリアカメラ |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n | デュアルバンド a/b/g/n | デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー持ち | 8時間 | 10時間 | 10時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重さ | 295g | 369g | 500g |
このスペック表を見ると、Fire HD 8は本体サイズ、価格、スペックのバランスがすごく良い。Fire 7では画面の解像度が低い気がするし、Fire HD 10は大きなサイズと価格がややネックな気がしてくる。
そこで選ばれるのがFire HD 8でしょうか。ディスプレイはHD化され(それでもちょっと荒いけど)、価格も手頃。
持ち運びだって苦じゃない重さです。
とはいえ、Fire HD 10でもそこまで重くない気がします。11インチiPad Proが468g、Fire HD 10は500g。ペットボトル500mlが1本分だと思えば、そこまで重くないような?
ここからはFire HD 10が向いている人についてちょっと考えてみます。
Fire HD 10は未購入なので想像で書きますが、私は10.5インチiPad Proを持ってるので、大きくかけ離れた内容にはならない……はず。
まず約10インチという大画面の良さと言えば、以下でしょうか。
雑誌が読みたいならば、画面は大きいほうがいいです。個人的には、Fire HD 8ではちょっと厳しい気がしています。
またAmazonプライムビデオを見ることが多いなら、やっぱり画面が大きいFire HD 10のほうが楽しそうですね。実際、10.5インチiPad ProでAmazonプライムビデオを見るのは楽しいですw
Fire HD 10の本体重量は500gなので、気軽に持ち出すにはちょっと重いかもしれませんが…、画面が大きいことのメリットは確かにあります。個人的にはiPad Pro 10.5インチが重宝しているので、使い方次第ではFire HD 10という選択肢もありだと思います。
様々なサイトで書かれまくっていますが、とにかくコスパはいい。安い。コスパの化物。
ですがコスパの良さと引き換えに、ちょっと我慢しなければいけないところがあるのも事実かと思います。安さと機能性はある程度トレードオフですからね。
超大満足できるタブレットが欲しいなら、ちょっと高いけどiPadがいいと思います。
Fire HD 8と比較したときのiPadのデメリットは、microSDカードに対応していない点ぐらいかな……。まぁ基本的にiPadを買ったほうが満足度は高いと思います。そりゃお値段も高いだけある。
Fire HD 8の良さは圧倒的な安さですから、自分の用途を想定したうえでうまく使うならば、すごくいい買い物になると思いますよ。
タブレット用スタンド「MOFT X」がなかなか便利です。
スマホリングのように持ちやすくなり、なおかつスタンドとしても使える製品。Fire HD 8が扱いやすくなるはず。
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