記事内に広告を掲載している場合があります

記事内にアフィリエイト広告などの広告を掲載している場合があります。

メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。

iPad miniをUSB-Cハブ or ドッキングステーション経由で外部モニターに出力。キーボードとマウスが利用できてPCライクに

iPad miniを外部モニターに出力

iPad mini(第6世代)は、外部モニターに出力可能です。

ミラーリングしかできませんが(外部モニターを拡張ディスプレイとして利用可能なのは、iPad Pro等の一部モデルのみ。iPad miniは不可)、それでも大きな画面に出力すれば、動画鑑賞・サイト閲覧・テキスト執筆・読書などが捗るはず。

iPad mini(第6世代)を外部モニターに出力

さらにドッキングステーション or USB-Cハブ経由で出力すれば、キーボード & マウスがすぐに利用可能
(※事前にキーボード & マウスをドッキングステーションかUSBハブに接続しておく必要あり)

外ではiPad miniらしいミニマルなタブレットとして、家ではパソコンっぽく使えます。

さすがにパソコンの代わりにはなりませんが、それでもiPad miniの可能性や使い方の幅が広がると思うので、セットアップを簡単に紹介します。

Contents
筆者情報(タップで開く)
アイコン

一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。

PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。

PCデスク周りはこちら

iPad mini(第6世代)を外部モニターに出力するのは簡単

まずそもそも、iPad mini(第6世代)を外部モニターに出力する方法は簡単です。iPad miniとモニターを接続すればいいだけ。

接続時に使うケーブルは以下。

  • USB Type-Cケーブル
  • HDMIケーブル
  • DisplayPortケーブル
  • VGAケーブル
  • AirPlayによるワイヤレス出力

僕は USB Type-C か HDMIケーブル を使っています。

外部モニターにUSB Type-Cポートが備わっていれば、「映像出力に対応したUSB Type-Cケーブル」1本で接続可能。

USB TYpe-Cケーブルで接続

外部モニターにUSB Type-Cポートがなければ、HDMIケーブルで接続可能。

HDMIポートを搭載したUSB-Cハブを間に噛ませると簡単です。

HDMIケーブルで接続

ただし上述したとおり、iPad miniを外部モニターに接続してもミラーリングされるだけです。

ミラーリングとはご覧の通り、同じ内容を表示させること。ただしアスペクト比が異なるため、外部モニターの左右に黒い帯が表示されてしまいます。

ミラーリングされる

またiPad mini(第6世代)を4Kモニターに接続した場合、4K解像度で出力可能です。

詳しくは以下のAppleサポートページをご覧ください。

iPad の USB-C ポートで充電・接続する – Apple サポート (日本)

iPadOS 16では、外部ディスプレイのサポート(ミラーリングではなく、拡張ディスプレイとして使用可能になる)がアナウンスされています。

しかしその対応端末は、12.9インチiPad Pro(第5世代以降)、11インチiPad Pro(第3世代以降)、iPad Air(第5世代以降)のみ。iPad mini(第6世代)は非対応です。

参考:iPadOS 16、本日提供開始 | Apple

外部モニターに接続してもミラーリングされるだけですが、それでも「家では大きな画面で使いたい」という需要もあるはず。

さらに言えば、キーボード & マウスと接続して、パソコンっぽく使いたいと思っている人もいるのでは!? ということで、ドッキングステーションを経由させ、USB-Cケーブル1本で「外部モニター・キーボード・マウス」を一挙に接続するセットアップについて書いてみました。

iPad miniをPCライクに使うセットアップ

iPad miniと外部モニターの間に、

キーボードとマウスを接続したUSB-Cハブ or ドッキングステーション

を噛ませます。つまり、こういう状態。

iPad miniをドッキングステーション経由で接続する

あとはUSB-Cハブ or ドッキングステーション」から伸びている1本のUSB-CケーブルをiPad miniに挿すだけで、キーボード & マウス &モニターが一挙に接続され、PCのような状態になります。

キーボード & マウスをiPad miniに直接接続する手間が省けます。USB-Cケーブルを1本挿すだけでいいのが便利ですね。

iPad miniをPCのようなセットアップで使う
USBハブやドッキングステーションを経由してキーボード&マウスを繋ぐことで、PCライクな見た目に。

使っている外部モニターは、Dellの27インチ4Kモニター「U2720QM」。

使っているドッキングステーションは、Ankerの「PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」です。

テキスト作業のとき

USBハブもしくはドッキングステーション経由でキーボードとマウスが接続されているので、テキスト作業がラク!

純正メモアプリやNotionなどのアプリが使いやすいです。

iPad miniでテキスト作業

本・雑誌を読むとき

電子書籍・雑誌も大画面で見やすい。

こちらはKindleで電子書籍を表示したところ。左右に黒い帯が表示されてしまいますが、大きな画面で文字が読みやすいです。

iPad miniを外部モニターに出力して読書

こちらは雑誌。

写真も文字も大きくて読みやすいですね。

雑誌を表示
著作権的にモザイクをかけています

ただし、アプリによってキーボード左右キーの挙動が違いました。

Kindleは、キーボードの左右キーでページ送りが可能

しかし楽天Koboと楽天マガジンは、左右キーでページ送りできませんでした。iPad miniの画面上でスワイプするか、もしくはマウスでドラッグ&ドロップする要領で画面をスワイプする必要がありました。

動画を見るとき

動画も見やすいです。

こちらはYouTubeを全画面表示で再生したところ。左右に黒い帯が表示されてしまいますが、大きな画面で見やすいのは間違いないです。

YouTube動画を見る
僕のYouTubeチャンネルなのでモザイクなしでどうぞ

こちらはAmazonプライムビデオを視聴したところ。

いくつかの動画配信サービスのアプリは、全画面表示に対応しています。ご覧の通り、左右に黒い帯が出ません。フル画面で楽しめます!

いくつかのアプリは全画面表示に対応
著作権的にモザイクをかけています

こちらはdアニメストアのアプリ。

珍しいパターンですが、このアプリは有線ケーブルによるコンテンツの外部出力を禁止しており、外部モニターに出力できませんでした。AirPlayによるワイヤレス接続でも、外部モニターに出力はできないようです。まれにこういうパターンもある様子。

赤枠で囲ったところに以下のような注意書きが表示されました。

この端末はケーブルなどの有線によるコンテンツの外部出力を禁止しています(AirPlayで接続している場合はAirPlayの設定画面でミラーリングをOFFにしてください)

外部モニターに出力できないアプリもある

また動画の「音」については注意が必要です

なぜかiPad miniのスピーカーから音が出ません。USBハブやドッキングステーションに有線イヤホンを接続しても音が出ません。

iPad miniにBluetoothイヤホン/ヘッドホンを接続する必要がありました。ここだけ少し面倒ですね。

SDカード内の写真や動画を取り込む

USBハブもしくはドッキングステーションにSDカードスロットが付いていれば、写真や動画の取り込みも簡単になります。

ドッキングステーションで写真や動画をiPad miniに取り込む
iPad miniと外部モニターで写真を表示

ただ写真や動画が読み込めるといっても、写真・動画の編集がやりやすいかは別の話。

個人的には写真・動画編集も、iPad mini単体とスタイラスペンのセットのほうが作業しやすいと感じます。もしくはPCが使えるならPCで作業しますね(写真・動画編集はPC派です)。

外部モニターでiPad miniのLightroomを表示

【注意点】USB-Cハブもしくはドッキングステーションを使う場合、HDMIが必須

USB-Cハブもしくはドッキングステーション経由で、iPad miniと外部モニターを接続するときの注意点。

外部モニターとUSB-Cハブもしくはドッキングステーションは、HDMIケーブルで接続する必要がありました。

ドッキングステーションと外部モニターはHDMIケーブルで接続すること
HDMIケーブルが必要!

外部モニターとUSB-Cハブもしくはドッキングステーションを、USB-Cケーブルで接続すると、なぜか映像が出力されないんですよね。

ドッキングステーションと外部モニターをUSB Type-Cケーブルで接続すると映像が出ない
ここがUSB-Cケーブルだと映像出力できない

ちょっと技術的な理由はわからないのですが、とにかく

USB-Cハブもしくはドッキングステーション

外部モニター

HDMIケーブルで接続する必要がありました。

どうしてなんだろ……。何度やってもUSB-Cケーブルでは映像出力できず。HDMIケーブルが必須でした。

ちなみに当然ながら、MacBookなどのノートPCをドッキングステーション経由で外部モニターに出力するときは、USB-CケーブルでOKです。以下の画像のような状態であれば問題ありません。

パソコンなら問題なし
ノートPCならこれでOK!

まとめ:iPad miniをPCライクに使うセットアップ

iPad miniをドッキングステーション経由で接続するセットアップ
外部モニターと接続したiPad mini

iPad miniをUSB-Cハブもしくはドッキングステーション経由でキーボードとマウスを接続し、PCライクな作業環境をつくる話でした。

家ではiPad miniをPCのように使いたいなら、便利なセットアップです。少しニッチな需要だと思いますが、外部モニターの大きな画面でiPad miniを操作するのは思いのほか面白いかもしれません。

▼ドッキングステーションはこれを使っています

▼外部モニターはこれを使っています

▼iPad miniで使っているアクセサリーについてまとめました。

▼ノートPCを2台以上使っている方は、こちらのセットアップもおすすめ。

iPad miniを外部モニターに出力

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアはこちら!
  • URLをコピーしました!
Contents