記事内に広告を掲載している場合があります。
記事内にアフィリエイト広告などの広告を掲載している場合があります。
メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。
記事内にアフィリエイト広告などの広告を掲載している場合があります。
メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。
クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」を使えば、Macでも完全無料でApexが遊べます。
キーマウでもPADでも操作でき、ゲーミングPC所有の友人とも一緒に遊べるスグレモノ。実際にMacでApexをプレイした様子は、こちらの記事にまとめました。
ただしクラウドゲーミングの性質上、ネットの回線速度がとても重要。ネットが遅いと、まともにプレイできません。
ではどれぐらいのネット回線速度があれば、GeForce NOWでApexを快適にプレイできるのでしょうか?回線速度とApexの動作について、検証してみました。
結論としては、やっぱり光回線はほぼ必須でしょうか。スマホのテザリングではちょっと厳しい印象ですね。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
こちらが検証環境。
GeForce NOWを利用し、MacBook AirでApexを動かしています。
今回、検証した回線は以下3つ。
この3つの回線を用いて、GeForce NOWでApexをプレイしたときの挙動を検証しました。
GeForce NOWを起動させたマシンは、M1チップMacBook Air。マシンスペックはこちらです。
このM1チップMacBook Airを使い、各回線で以下のパフォーマンスを目安に、Apexが動くかどうか検証しました。
検証は、夜20〜23時頃に実施。Apexで遊ぶ人が多そうな時間を選びました。
GeForce NOW公式のシステム要件にて、以下のインターネット動作環境が必要とされています。
引用:GeForce NOWシステム要件
1080o/60FPSであれば25Mbps以上が必要とされているものの……、実際はどうでしょうか。たった25Mbpsの回線スピードで本当にApexが動くの……?
もう結論を書いておくと、25Mbps程度の回線スピードでApexを動かすのはほぼ無理です。もっと速い回線が必要ですね。
最初に結論を記載します。
光回線 | ahamo回線 | ahamo回線 | 楽天モバイル回線 | |
---|---|---|---|---|
通信方法 | Wi-Fi | テザリング (Wi-Fi) | テザリング (有線接続) | テザリング (Wi-Fi) |
ダウンロード速度 | 507.8Mbps | 39.3Mbps | 231.4Mbps | 24.6Mbps |
アップロード速度 | 433.6Mbps | 9.86Mbps | 2.23Mbps | 7.8Mbps |
GeForce NOWでApexできるか? | ※通信制限に注意 |
文章にすると、以下のような感じ。
続きで、検証結果の詳細を記載します。
まずは自宅の光回線を使って、GeForce NOWでApexをプレイしてみました。
光回線の詳細はこんな感じ。
無線LAN(Wi-Fi)で、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax。周波数は5GHz帯)を利用してMacBook Airをネットに接続。Wi-Fiルーターは、TP-Link製の「Archer AX55」。2021年12月に発売されたばかりの新製品です。
何度かスピードテストを実施し、だいたい平均値がこれぐらいでした。Wi-Fiにしては結構速いと思います。
まずGeForce NOWとApexの起動、どちらもスムーズ。
東京サーバーのpingは「3〜5」ぐらい。パケットロスはゼロ%。
設定のパフォーマンス表示をオンにして、カジュアルをプレイしてみました。
ゲーム中のパフォーマンスは、以下ぐらいでした。
「【無料】MacでApex Legendsをプレイできる」の記事でも記載しましたが、画質が良く、ラグも目立ちません。快適です。ゲーミングPC所有の友人と一緒に遊ぶこともできました。
【結論】
安心して快適に遊べる回線速度
無線LANでオンラインゲームをすると叩かれる時代もありましたが……、Wi-Fiとはいえダウンロードが500Mbpsも出ればなかなか快適でした。
(もちろんプロゲーマーを目指す、プレマス帯でプレイするなど、レベルの高いプレイにこだわるなら、有線LAN & ゲーミングPCの組み合わせが一番良いです)
次は「ahamo回線を契約したiPhone 13 Proのテザリング」を使って、MacでApexをプレイしてみました。
ちなみにahamoとは、NTTドコモによる廉価版料金プラン。携帯キャリア3社が以下のような廉価版料金プランを出しています。どれも月20GBで約3,000円の料金体系が特徴。
iPhoneとMacをWi-Fi接続でテザリングしたところ、Wi-Fiの周波数が2.4GHzになっていました。
このときのスピードテストの結果がこちら。
2.4GHz帯のWi-Fi接続時にGeForce NOWを起動すると、「スタッターや待ち時間が長くなる可能性がります。5GHz帯が推奨されます」という注意書きが表示されます。
上述しましたが、GeForce NOW公式はシステム要件で「有線または5GHzのWi-Fi環境」を推奨しているように、やはり2.4GHz帯のWi-Fiはあまり好ましくないみたいですね。
それでも「続行」ボタンをクリックすると、一応Apexは起動しました。
東京サーバーのpingは「9〜11」ぐらい。
ゲーム中のパフォーマンスは、大体これぐらいでした。
画質はとても悪いです。
YouTubeの画質で言うならば480p(解像度854×480)ぐらいの荒い画質。荒くて敵の視認性が悪すぎます。まともにプレイできる状態ではないですね。スクショでは伝わりづらいですが、めちゃくちゃ画質悪いです。
またラグも目立つように思いました。ちょっとFPSゲームを楽しめるレベルではない印象ですね……。
【結論】
ダウンロード速度39.3Mbps、かつ2.4GHz帯のテザリングではまともに遊べない
iPhone 12以降であれば「5GHz帯のWi-Fiでテザリング」可能です。
設定アプリ内のインターネット共有から「互換性を優先」をオフにすると、周波数が5GHzになるはず。
このときのスピードテストの結果がこちら。2.4GHz帯とほぼ変わりません。誤差ですね。
東京サーバーのpingは「9〜11」ぐらい。
ゲーム中のパフォーマンスは、
この状態で、再びGeForce NOWを起動してみました。
今度は注意書きが出ることなく、Apexが立ち上がりました。
しかし画質は良くありません。
1080p相当のくっきり画質と、720p相当のややぼやけた画質を行ったり来たりして、画質が安定しませんでした。調子が良いと1080p相当のきれいな映像が表示されます。しかし動き回っているとデータ通信が間に合わないのでしょうか、すぐ720p相当ぐらいの画質に落ちてしまい、ぼやけることが多々ありました。
720p相当だと敵の視認性が悪く、弾を当てづらくてストレスになるでしょう。カジュアルに楽しむ程度であっても、FPSゲームをプレイするのは難しい印象を受けました。
【結論】
ダウンロード速度39.3Mbps、かつ5GHz帯のテザリングでも厳しい
テザリングの接続方法は、Wi-Fi・Bluetooth・有線接続の3つ。このなかでは有線接続(USB接続)がもっとも速いと言われています。
今回はUSB-C to Lightningケーブルで、MacとiPhoneを有線接続してテザリングを行いました。
このときのスピードテストの結果がこちら。
有線接続のテザリングは回線速度が速くなるものですが、それにしてもめちゃくちゃ速い。ahamo(ドコモ)回線の5Gのスピードをいかんなく発揮してくれました。
このとき東京サーバーのpingは「3〜4」ぐらい。
ゲーム中のパフォーマンスは、大体これぐらいでした。
有線接続のテザリングで、ダウンロードが231Mbpsも出れば、とても快適にApexができます。
画質も良いです。ラグもほぼありません。
【結論】
有線接続のテザリングで、ダウンロード231.4Mbpsあれば遊べた
とはいえ後述しますが、Apexのデータ通信量は非常に多いため、通信制限にかかってしまう可能性が高いです。
今回は検証のためにテザリングでApexをプレイしましたが、ハッキリ言ってオススメできません……!
楽天モバイル製Androidスマホ「Rakuten Mini」でテザリングを行い、Macをネットに接続。周波数は5GHz帯を利用。
回線スピードテストの結果はこれぐらいです。
「Rakuten Mini」は楽天回線の5G非対応なので、4Gでテザリングしたときの速度になります。
とりあえずApexは起動できました。
ただし、画質が低すぎてまともにプレイできる状態ではありません。
画面右上に「重く途切れがちな通信」というメッセージが表示されてしまいました。この回線速度でApexをプレイするのは、かなり厳しいと思います。
またラグも目立ったのでカジュアルはやらず、訓練場だけ試しにプレイ。かなりカクカクした動きになってしまい、ちょっとまともに遊べません。
【結論】
ダウンロード24.64Mbpsでは、画質低下とラグが目立つ。まともに遊べない。
今回の検証結果をまとめました。
光回線 | ahamo回線 | ahamo回線 | 楽天モバイル回線 | |
---|---|---|---|---|
通信方法 | Wi-Fi | テザリング (Wi-Fi) | テザリング (有線接続) | テザリング (Wi-Fi) |
ダウンロード速度 | 507.8Mbps | 39.3Mbps | 231.4Mbps | 24.6Mbps |
アップロード速度 | 433.6Mbps | 9.86Mbps | 2.23Mbps | 7.8Mbps |
GeForce NOWでApexできるか? | ※通信制限に注意 |
500Mbpsもの回線速度が出る光回線なら快適に遊べました。
有線接続のテザリング(ダウンロード231Mbps)だと快適に遊べたので、とりあえず200Mbps以上の回線速度があれば快適に遊べそうです。ただし、テザリングは通信制限になる可能性が高いので要注意。
20~40Mbpsぐらいの回線速度では、GeForce NOW上で起動したApexはまともに遊べない印象です。このほかのADSLなどは試していないため断言はできませんが、それでも光回線はほぼ必須と考えていいんじゃないでしょうか。
やはりクラウドゲーミングを使ってFPSゲームで遊ぼうと思ったら、かなり高速なネット回線が必要になりますね。おそらく100〜200Mbps以上は必要かな……?といった印象でしょうか。
今回は検証として、テザリングの通信速度でApexをプレイしてみましたが……、
Apexはデータ通信量がとても大きいため、通信制限になる可能性が高いです。テザリングでApexをプレイするのはオススメしません。
データ通信量が大きすぎるので、テザリングでApexをプレイするのはオススメしません
ahamoは毎月20GBのデータ容量があるとはいえ、ちょっと遊んだだけ(訓練場とカジュアル1試合)で、約5GBの通信量でした。こんなのあっという間に通信制限になりますね。
例えばWiMAXなんかも「直近3日間で10GB以上」利用すると通信制限がかかる仕様があり、あっという間に通信制限になると思います。
今回は3つの回線しか検証できませんでしたが、GeForce NOWでApexをプレイする際の参考になれば幸いです。
ネット環境が整っている人はもちろん、回線速度がちょっと怪しい人も、GeForce NOWは完全無料プランがあるので、とりあえず一度試してみてもいいかもしれません。
>> GeForce NOW
この記事が気に入ったら
フォローしてね!