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まさかノッチがこんなに邪魔だとは。
ノッチがない従来のMacBookから、ノッチつき14インチMacBook Proに乗り換えました。
MacBook AirからMacBook Proに買い替えた感想でも書いたのですが、ノッチのデザインは特に気になりません。iPhoneで見慣れたので。
しかし、ノッチの機能面にはちょっと文句あります!ノッチがあるせいで、メニューバーのアプリ表示数が少なくて不便……!
そんな邪魔なノッチをカスタマイズする3つの方法がこちら。
※タップで該当項目に遷移します。
個人的な結論としては、設定アプリから「ステージマネージャ」等をメニューバーから非表示にしたうえで、「”ノッチ”カスタマイズアプリ」に頼るしかない、という感じ。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
ノッチがどれくらい邪魔かというと……
まずこちらはノッチなしの13インチM1 MacBook Air。メニューバーに表示できるアプリの数をご覧ください。
アプリアイコンが画面右側から6割ぐらいまで並んでいます。
一方で、こちらはノッチありの14インチM2 Pro MacBook Pro。
ノッチに遮られて、メニューバーに表示可能なアプリアイコンは、画面右側から4割強ぐらいまでです。
ノッチに隠れたアプリは、強制的に非表示となります。メニューバーを横スクロールしたら隠れているアプリが出てくるとか、アプリの並べ替えができるとか、何かしら操作できるようにしてほしいです!
というわけでノッチありのMacBookは、メニューバーに表示できるアプリの数が少なくて不便。
メニューバーから使いたいアプリもあるのに!
このアプリの数が少ない問題を解決する方法は、大きく分けて3つ。
※タップで該当項目に遷移します。
順番に書きます。
ノッチをカスタマイズできるアプリは、探せばいろいろ出てきます。
個人的には『Hidden Bar』が、「シンプル・無料・日本語対応・Apple Storeからダウンロードできる」という感じで使いやすかったです。
アプリ名 | Hidden Bar |
---|---|
価格 | 無料 |
言語 | 日本語対応済み |
Apple Storeのレビュー | ★4.5 |
App Storeリンク | Hidden Bar |
Hidden Barのメリットについて。
Command(⌘)を押しながらドラッグ&ドロップで、メニューバーのアイコンの順番を変更できます。
もうこの時点で便利。ノッチに隠れてしまわないように、よく使うアプリは右側に移動させておくのが良さそうです。
またメニューバーに「|」と「>」が表示されます。
「|」の左側のアイコンは非表示に、右側のアイコンは表示されるようになります。よく使うアイコンは、「|」の右側に移動させておくと、常時表示となり使いやすいわけです。
説明がちょっとわかりづらいかもしれませんが、実際に使ってみると簡単。
基本的にできることはこれだけ。
余計な機能がついておらず、やりたかったことだけしっかりできるのが好印象。
こちらのカスタマイズも簡単です。
「設定アプリ→コントロールセンター」から、macOSシステム関連のメニューバーアイコンの表示・非表示をカスタマイズできます。
※サードパーティ製アプリのアイコンの表示・非表示は、カスタマイズできません。
Wi-FiやBluetoothといったよく使うアイコンを非表示にすると、ちょっと不便ですね。
個人的に「ステージマネージャ」や「画面ミラーリング」はあまり利用しないので、非表示で良いと思いました。
アイコンを非表示にしたぶん、メニューバーのアイコンが右側に寄ります。
すると、ノッチで非表示になっていたサードパーティ製アプリアイコンが右側に出てくる、という具合。
この設定で、多少はメニューバーのアプリアイコン表示数が増えるはず。
ただこれも限度があります。
「ステージマネージャ」や「画面ミラーリング」など使用頻度の低いアイコンをいくつか非表示にしたところで、メニューバーに表示したいアイコンが多い場合は全然足りません。
なので「ステージマネージャ」等をメニューバーから非表示にしたうえで、前述した「”ノッチ”カスタマイズアプリ」に頼るしかない、というのが結論です。
最後に、特におすすめしないけど……、こういう方法でもノッチをなんとかできますよ、という話を書きます。
MacBookのディスプレイを特定の解像度にすると、なんとノッチが消えます。
こちらは「1800×1125」の解像度でノッチが消えた14インチMacBook Pro。
ノッチが消える解像度は以下。おそらくノッチがないMacBook用の解像度だと思います。
これらの解像度を出す方法。
キーボードの「Option」を押しながら、下記5つの解像度をクリック。
解像度がリスト表示になります。
「すべての解像度を表示」をONにすると、ノッチが消える解像度が出てきます。
すでにお気づきかと思いますが、ノッチの左右が真っ黒なデッドスペースとなり、14インチのディスプレイが13.9インチぐらいになります。せっかく14インチあるのに、ちょっとだけもったいない感じ。
実際メニューバーが1段下がるため、画面の上下が少し狭くなるのがデメリットです。
またディスプレイ上部のベゼルが太くなるのも、ちょっと微妙なところ。
ノッチがないM1 MacBook Airのベゼルと同じぐらいの太さになります。
アップでちゃんと比較すると、ノッチが消える解像度に設定したMacBook Proのほうが上部のベゼルが狭いです。
ノッチの左右が真っ黒になってベゼルが太く見えるけど、それでも従来のノッチなしMacBookのベゼルよりは狭い。なので許容できる人もいそうです。
ただ個人的には、せっかく14インチのMacBookを買ったのに、少しとはいえ画面が狭くなるのは残念な気持ち。
できれば14インチの画面を最大限に活かしながら、メニューバーのアイコン数を最大化できれば嬉しいですね。
というわけで個人的には、以下のような設定に落ち着きました。
使いやすいメニューバーになりました。
それにしても、ノッチがこんなに邪魔だとは知らずにノッチつきMacBookを購入してしまいました。まぁこれからMacBookを買うとなると、ノッチつきを選ばざるを得ないのですが。
だからこそ、そもそもデフォルトで対策してほしいですね。メニューバーのアイコンを横スクロールできるようにするとか、アイコンを並べ替えられるようにするとか!macOSのアプデでなんとかして!
同じようにノッチ邪魔だな〜と思っている人の参考になれば幸い。
Macのメニューバーカスタマイズアプリ『Hidden Bar』
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