27インチ4Kモニター、DELL「U2720QM」レビュー。Retinaディスプレイを初めて見たときの感動、再び

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U2720QMのレビュー記事

とうとう4Kモニターを導入したぞー!

4Kモニターを買った今、過去の自分に言いたいことは「ばっかやろー!」です。スマホやノートPCはとっくに高解像度ディスプレイになっているのに、どうして外部モニターだけフルHDを使っているの??

高解像度ディスプレイを初めて見たときの感動を思い出すんだ……! 4Kモニター、めちゃくちゃ美しいです。文字が綺麗で読みやすい。写真も動画もきれい! 作業領域が広くて快適……!

まとめると最高でした。4Kモニター買おうかどうか迷っているなら、とっとと買ってしまったほうがいいです。

U2720QMの外観

とはいえ、どの4Kモニターが良いのか悩ましいのも事実。

今回は僕が購入したDELLの4Kモニター「U2720QM」のレビューをお届け。

かなり良かったので、4Kモニター検討中の方の参考になれば幸いです。

U2720QM
総合評価
( 5 )
メリット
  • 4Kで高精細
  • ベゼルが細くてスタイリッシュ
  • DELLのロゴが控えめ
  • USB Type-Cケーブル1本で映像出力 &充電が可能
  • モニターアーム(VESA規格)使用可
  • スタンドが調整しやすい
  • 接続端子が豊富
デメリット
  • 価格がやや高い
  • 物理ボタンは押しやすくはない

残念ながら販売終了したようです

後継モデルはこちら。
基本スペックはほぼ同じです。

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一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。

PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。

PCデスク周りはこちら

4Kは美しい! DELLの4Kモニター「U2720QM」

今回、僕が導入したのはDELLの4Kモニター。型番は「U2720QM」。サイズは27インチ。

僕のデスク環境での完成図はこんな感じ。

デスク環境

肝心の4Kモニターは、当たり前だけど非常に高精細

文字がにじまず、キレイにくっきり表示されます。写真も動画もキレイできめ細かい。フルHDモニターとは比べ物にならないね!

iPhoneやMacBookで高精細ディスプレイは見慣れていたけど、改めて高精細の美しさに感動してしまった……!

4Kモニターの綺麗さ
4Kモニターで文字を表示

「別にフルHDでも十分使えるし問題ないやん」、そう思っていた時期が僕にもありました。今ではさっさとフルHDから4Kモニターに乗り換えておけば良かったと思います。

4Kモニターの美しさは頭ではわかっていたけど、こうやって実物が目の前にあると、文字の滑らかさや写真の精細さにちょっと感動する。

迷ってる時間が勿体なかったと思えるぐらい、4Kモニターは美しい……!

DELLの4Kモニター「U2720QM」のデザイン

DELLの4Kモニター「U2720QM」を選んだ理由の1つに、本体デザインの良さがあります。

デスクに置いて毎日見るモニターは、できるだけカッコいいものを選びたいので。

ベゼルが細くてスタイリッシュ

ベゼル(ディスプレイのフチのこと)が狭くていい。

いわゆる今どきのデザインですね。ベゼルが太いと野暮ったく見えますが、ベゼルが細いとスタイリッシュに見えます

U2720QMの細いベゼル

上下左右のベゼルは、すべての均等な細さ。

ベゼル幅は約7〜8mmです。

ベゼルの狭さ
ベゼルは上下均等で約7~8mm

実は「MacBook Pro 13インチ 2018年モデル」のベゼルとほぼ同じぐらいの細さ。

いろんなモニターがある中でも、かなり細いほうだと言えます。

左:MacBook Pro 13インチ
右:DELL「U2720QM」

MacBookとのU2720QMのベセル

しかも画面とフラットなベゼルなんです。フラットなベゼルはこれまたスタイリッシュに見えるので、個人的にはポイント高い。

そして1番外側にプラスチック製の外枠があります。幅は1mmぐらい。画面との段差も1mmぐらいですが、まず気になりません。

U2720QMのベセル
ベゼルはフラット。外枠が1mm程度。

まとめると、ベゼルが狭く、しかもフラットです。

所有欲満たされるデザインで満足度高い!

DELLのロゴが控え目

個人的に、主張が激しいロゴは好きじゃありません。

このモニター下部にあるDELLのロゴは、かなり控え目。サイズ的には横幅15mm、縦8mmぐらい。これなら気にならなくていいですね。

DELLのモニターのロゴ

スタンドもカッコいい

意外と言っては失礼だけど、スタンドも意外とカッコいい。

落ち着いたグレーカラーと、角張った近未来的なデザイン。DELLのロゴが大きめに描かれているけど、背面なので目に入らないでしょう。

U2720QMの背面
U2720QMの背面

僕はモニターアームを使っているので、スタンドは押入れの奥に収納してしまいましたけど笑

スタンドを利用する人も納得のデザインの良さだと思います。

届いたらすぐ使える。「U2720QM」の付属品と設置方法

まず箱がめちゃくちゃデカかったので載せておきます笑

27インチだから仕方ないね……。設置前に作業スペースを確保しておいたほうがいいかも。箱込みで全体の重さは約9.6kg。

U2720QMの箱

付属品は以下。

ケーブル類が豊富で嬉しい。ケーブル長が、なぜかUSB-Cケーブルだけ1mと短めでした。

  • 説明書
  • カラーキャリブレーション証明書
  • 専用スタンド
  • 電源ケーブル(1.8m)
  • HDMIケーブル(1.8m)
  • USB-C to USB-Cケーブル(1m)
  • USB-C to USB-Aケーブル(1.8m)

カラーキャリブレーション証明書とは、こちら。

DELLの4Kモニター「U2720QM」は出荷時に色を調整してくれるのですが、「その調整をしましたよ!」ということを示す証明書ですね。

DELLのカラーキャリブレーション証明書

電源ケーブルもスマートだったので載せておきます。

モニターの電源って、ACアダプタみたいな四角くて邪魔なボックスがくっついている場合があるのですが、この電源はスマートな1本のケーブルでした。デスク周りの配線も整理しやすい!

U2720QMの電源ケーブル
電源ケーブルはこれだけ!

PCと接続するケーブルは3種類が付属。

なぜかUSB-C to Cケーブルだけちょっと短いです。

左からこの3種類。
  • USB-C to USB-Aケーブル(1.8m)
  • USB-C to USB-Cケーブル(1m)
  • HDMIケーブル(1.8m)
3種類のケーブル

モニター本体の設置も簡単。

裏向きで梱包されているモニター本体に、付属のスタンドをカチッとはめて……(スタンドと本体の接続にネジ等は不要。カチッとはめるだけ)

U2720QMの背面
U2720QMの背面

そのまま持ち上げれば完成!

あとはデスクに設置するだけです。ちなみにVESA対応なのでモニターアームでも設置できます。

U2720QMのモニター外観

あとはケーブルをパソコンに接続するだけ。

僕はMacBookとUSB-Cケーブル1本で接続しています。

DELLの4Kモニター「U2720QM」のスペック・機能

スペックを一覧にするとこんな感じ。

スペック等
サイズ27インチ
解像度3840×2160 4K
リフレッシュレート60Hz
アスペクト比16:9
パネルタイプIPS、非光沢
コントラスト比1300:1
最大表示色10.7億色
輝度350 cd/m²
輝度350 cd/m²
応答速度標準8ms、高速5ms
(設定で変更可能)
色域sRGB 99%
Rec.709 99%
DCI-P3 95%
端子類HDMI
DisplayPort
USB-Cアップストリーム
USB-Cダウンストリーム
USB3.0ダウンストリーム×3個
音声ライン出力ポート
サイズ(スタンド含む)幅61.13 cm x 奥行き18.5 cm x 高さ52.52 cm

スペックだけ見せられてもよくわからん!という人もいると思うので、

特徴的なスペック・機能を6つほど書き出します。

USB-Cケーブル1本で運用できる

USB-Cケーブル1本で、ノートPCの充電 & 映像出力が可能

USB-Cケーブル1本で運用

スマートで良い……!

ただし、付属のUSB-Cケーブルが1mとやや短い点にはご注意を。場合によってはもっと長いUSB-Cケーブルが必要になるかもしれません。

僕はモニターのすぐ隣にMacBook Pro 13インチを置いています。
それにしても、今までMacBookにUSB-Cハブを噛ませてHDMIケーブルを繋げていたのですが、もうハブ使わなくなりましたね(でもSDカード読み込むときだけやっぱり使う)。

MacBookとUSB-Cハブ
USB-Cハブはほぼ使わなくなった…

充電のワット数にもご注意を。

DELLの4Kモニター「U2720QM」は、最大90Wの電源供給

MacBook Pro 16インチだとワット数が足りません。低負荷な作業中なら充電できるかなと思いますが、高負荷な作業をすると充電しているのにバッテリー残量が減っていく(つまり出力に入力が追いついていない)状態になるかもしれません。

各MacBookの充電に必要なワット数
  • M1/M2 MacBook Air…30W
  • M1/M2 MacBook Pro 13/14インチ…61〜67W
  • 10コアCPU搭載M1 Pro/M1 Max MacBook Pro 14インチ…97W
  • M1 Pro/M1 Max MacBook Pro 16インチ(2021)…140W

「U2720QM」は、最大90Wの電源供給

なのでAppleシリコン搭載のMacBook Pro 14インチ(10コアCPU)や、MacBook Pro 16インチではやや供給不足。

VESA規格に対応。モニターアームを取り付けられる

VESA規格とは、モニターアームのネジ穴の間隔について定められた規格のこと。

VESA規格に対応していると、基本的にモニターアームの取り付けが可能です。

U2720QMの背面
VESA規格
VESA規格に対応。

僕はAmazonベーシックのモニターアームを取り付けました。

可動域が広く、モニターを好きな位置に配置できるので気に入っています。

モニターとモニターアーム

モニターアームのレビュー記事もどうぞ。

スタンドが優秀。高さや角度調整、タテ向きも可能

付属スタンドの機能がなかなか優秀。

まず本体との接続はネジ不要。手だけで簡単に接続できます。

U2720QMの背面

そして高さ・角度が柔軟に調整できるのもいい。

まずモニターの高さは、もっとも低い位置で約5cm。高い位置で約17cmまで。

U2720QMのモニターの高さ
もっとも高い位置で約17cm
U2720QMのモニターの低さ
もっとも低い位置で約5cm

画面の角度も調整できます。

U2720QMの画面角度

くるっと回してタテ向きにもできます。

U2720QMを縦向きにする

接続端子について

端子類はモニターの裏側下部にまとまっています。接続端子はそこそこ多いですね。

画面下の端子
  • 電源ポート
  • HDMI
  • DisplayPort
  • USB-C(アップストリーム兼用)
  • 音声出力ポート(イヤホンジャック)
  • USB-Aダウンストリームポート×2
U2720QMの端子類

そして左側面にもポートが2つあります。

左側面の端子
  • USB-Aダウンストリームポート
  • USB-Cダウンストリームポート
U2720QMの左側の端子類
左側にも端子があるよ

USB「ダウンストリーム・アップストリーム」ポートが、ちょっと聞き慣れないかもしれません。

超簡単に説明すると、モニターがUSBハブ化するポートってことです。

まず、「唯一のアップストリームポートであるUSB-Cポート」でパソコンとモニターを接続します。例えばMacBookならこのUSB-Cポート1つで接続する人が多いでしょう。

そうすると、モニターがUSBハブのように機能します。図で表すと以下。

この状態で「モニターに外付けHDDやスマホなど接続する」と、モニターがハブの役割を果たし、パソコン側で外付けHDDやスマホを認識できます。

USBダウンストリームの説明
モニターがハブ化するよ

この4つあるダウンストリームポート、パソコンとモニターを接続していなくても、モニターが電源ケーブルにさえ繋がっていればスマホやタブレットの充電ぐらいはできます

モニターの下部から充電ケーブルを垂らしておけば、スマホの充電がラクかもしれません。

U2720QMの端子について
モニター下部のUSB端子からスマホの充電とかできる

モニターの設定とボタン類

ボタン類はモニターの右下。

設定ボタンが4つ、電源ボタン1つで、合計5つ。

U2720QMのボタン

まず設定ボタンは、押しやすいとは言えないかなぁ……。押せなくはないけど、あまり良いクリック感ではないですね。

設定できる項目は、大まかに3種類。

プリセットモードでは画面の色味を変更できます。例えば「ComfortView」は目に優しい感じ。

画面の色味などを変更
画面の色味などを簡単に変更できる

入力信号の切替も可能。

例えばUSB-CケーブルはMacBookに、HDMIケーブルはゲーム機に繋いでおけば、この設定ボタンから画面を切り替えられます。これ結構便利!

入力信号の切替

あとは輝度やコントラストなどの細かな設定も。

U2720QMの画面の細かな設定

ただ明るさをこのボタンで調整するのは面倒くさいので、僕は「QuickShade」というアプリを使っています。

Mac App Storeから無料でダウンロードできます。

‎「QuickShade」をMac App Storeで

macアプリのQuickshade

27インチ4Kモニターのppiについて

27インチ4Kモニターの画素密度(ppi)は、163ppiになります。

画素密度(ppi = pixel per inch)とは、1インチあたりのピクセル数を表す単位。基本的には、この数字が大きいほど高精細ということになります。フルHDモニターと比べると、違いがよくわかりますね。

  • フルHD 21インチ…105ppi
  • 4K 21インチ…210ppi
  • フルHD 23インチ…96ppi
  • 4K 23インチ…192ppi
  • フルHD 24インチ…92ppi
  • 4K 24インチ…184ppi
  • フルHD 27インチ…82ppi
  • 4K 27インチ…163ppi
【参考】iPhoneやMacBookのppi
  • iPhone 14 Pro…460ppi
  • MacBook Pro/Air(13インチ)…227ppi
  • MacBook Pro 15インチ…220ppi
  • MacBook Pro 16インチ…226ppi

一見するとiPhoneのppiすごい!となりそうだけど、スマホとパソコンでは「目と画面までの距離」が異なります

スマホは目から画面までの距離が30cmぐらい。しかし27インチモニターともなると80cm以上になるでしょうか。

27インチモニターを80cmほど離れた場所から見たとき、163ppiもあればかなり綺麗に見えるというわけです。

デスク環境
僕の椅子からの視点

そのほか「U2720QM」の良いところ

保証がしっかり「3年間無輝点交換保証付」

ドット欠け、あるいは正常な使用環境で故障した場合は、代替品を無償で届けてくれる保証。3年の保証があるのは、ありがたい……!

もちろん僕のところに届いたモニターは、ドット欠けありませんでした。

まぁAmazonレビューなどを参照すると、保証は良いけどサポートセンター自体は・・・みたいなところが記載があったりしますけどね汗。

スリープからの復帰が速い

PCをスリープから復帰させると、「U2720QM」もスリープから素早く復帰します。ほとんど待たされません。復帰スピードにストレスなし。

復帰のスピードまでレビューしている人は少なかったので、買ってみないとわからないところではあったのですが、問題なくて一安心。

文字がくっきり表示されて「目が疲れない」!

文字がくっきり表示されるおかげで、文章がめちゃくちゃ読みやすい……!

フルHDでも当然ながら文字は読めますよ。しかし4Kモニターのくっきり表示を見てしまうと、もうフルHDには戻れません。iPhone 4以降のRetinaディスプレイを見てしまったら、もうiPhone 3GSのようなボヤッとした表示には戻れませんよね。それと一緒です。

目の疲れも軽減した気がします。長時間、目を酷使する我々にとって、目への優しさは大事。

4Kモニターは目が疲れづらい

また非光沢なのでギラつきも少なく、目が疲れづらい印象。目が疲れづらいと、集中力がいつもより持つような気も。

色味や鮮やかさも必要十分だと感じる。動画もじゅうぶん楽しめる

非光沢モニターは色味や鮮やかさに掛ける、というイメージがあるのでは? 僕もそう思っていました。

しかし隣に置いているMacBook Pro 13インチのディスプレイと動画などを見比べてみた結果、確かにMBP13インチの光沢モニターのほうが若干鮮やかな気はするけど、そこまで大差ないなぁという結論に。「U2720QM」も発色はかなり鮮やかです。

大差ないなら動画は大きな画面で見たいよね!ということで、今では4K27インチモニターでYouTubeやAmazonプライムビデオ、Netflixを楽しんでいます。

U2720QMとMacBookの画面
動画などの視聴環境は、MacBookとそれほど差はないように感じる

MacBookと大差ないレベルの鮮やかさなので、写真や動画もじゅうぶん楽しめます

色味に関してDELL「U2720QM」はカラーキャリブレーション済みなので、それなりに正確な色味が出ているはず。僕は写真編集や動画制作も、このモニターで行っています。

とはいえ、これらの感想はあくまで素人レベルの話。色味や鮮やかさが品質に直結してしまうような仕事(カメラマンや映像制作など)をしているなら、さすがにもっと専門的なモニターを導入したほうがいいと思いますよ。

作業領域、広い!

作業領域の広さも満足

4K27インチモニターだと、ブラウザを左右に並べられます。これだけの広さがあると作業効率が上がりますね。

4Kモニターの作業領域
実質3画面

MacBookを隣に置くことで、実質3画面分の作業領域を確保できました。また動画編集のような横長のアプリも、作業領域が広がることで快適になりました。

ある程度の作業領域の広さ = 作業効率アップ

だと思います。実際、これだけ広いと作業がめちゃくちゃ快適で楽しいです

PS4などを接続すれば、ゲームもできる

ゲーミングモニターではありませんが、気楽にゲームを楽しむぐらいならコレでOK。

PS4の「Apex Legends」にハマっていて、快適にプレイできています。

U2720QMでゲームを遊ぶ

ただしゲーミングモニターではないので、以下のように一般的なスペックしかありません。特にゲームに向いているわけではありません。

  • 応答速度……5ms
  • リフレッシュレート……60hz

僕のように息抜きで遊ぶ程度なら、Dellの「U2720QM」でまったく問題なさそうです。

本格的に「プロゲーマー目指す!」とか「絶対勝ちたい!」みたいな人は、リフレッシュレートの高いゲーミングモニターを買ったほうが良さそうですね。

それにFPSで本気で勝ちに行くなら、27インチは画面がちょっと大きい印象はあります。個人的にも24インチぐらいがちょうどいいような気がします。

U2720QMでApexをプレイ
息抜き程度に遊ぶなら、快適にプレイできる

接続方法は、PS4とモニターをHDMIケーブルでつなぐだけ。すぐに映像が出力されます。

音声出力は2通り。

①モニター下部のヘッドホン端子に接続。

U2720QMにヘッドホンを接続

②コントローラーのヘッドホン端子に接続。

PS4のコントローラーにヘッドホンを接続
PS4のコントローラーにヘッドホンを接続
ここに接続すると音が出るよ(設定を変更する必要あり)

このどちらかで音声を出力できます。

自分の声を出力(ボイスチャット)する場合は、各ゲームの設定などをご確認ください。

「U2720QM」で気になったところ

Macでは「Dell Display Manager」が使えない

「U2720QM」には、ディスプレイ管理ができるDELL製ソフトウェア「Dell Display Manager」が用意されています。

「Dell Display Manager」では、以下の機能が利用できます。

  • 明るさ・コントラスト等の調整
  • 入力信号の切替
  • 各アプリ画面のレイアウト管理

なかなか便利そうなソフトですが、対応OSはWindows7、8、10のみ。Macには対応していません。

Macユーザーの僕は代わりになるソフトを使っています。明るさ調整を『QuickShade(無料)』で、各アプリ画面のレイアウト管理を『Magnet マグネット(400円)』で行っています。

これらのアプリのおかげで快適に作業できていますね。どちらもMac App Storeからダウンロードできます。

まとめ:4Kモニター「U2720QM」すごく良い

4Kモニターを使ったデスク環境

思ったより長い記事になってしまった……! それだけ僕のテンションが上がっていたということです。

満足度の高い4Kモニターでした。正直、ウルトラワイドモニターと4Kモニターのどちらを選ぼうか迷いましたけど、今のところはより解像度の高い4Kモニターで良かったです。

いやー、正直わりと最高です。冒頭にも書きましたけど、今となってはもっと早く導入しておけば良かったと思えるものでした。

テレワーク・リモートワークが増えている人や、そもそも家で仕事している人は、そろそろ4Kを検討してみてもいいかもしれませんね。


残念ながら販売終了したようです

後継モデルはこちら。

基本スペックはほぼ同じ。

USB Type-Cケーブル1本で接続でき、最大90Wの電源供給。スピーカーなし。

USB Type-Cが不要なら

もしUSB-Cポートが不要なら(HDMIとディスプレイポートがあれば十分なら)、こちらの「S2721QS」のほうが2万円ほど安くてお得かもしれません。

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