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自分には合わなかったり、あるいは役目を終えてしまったり。いろいろな理由はあるけれど、最終的に手放すことにしたモノ・ガジェットを回想する記事。
ソニーのノイズキャンセリングイヤホン「MDR-EX31BN」を手放しました。
2015年に購入して以来、そこそこ高頻度で使っていたけど、ついにその役割を他デバイスに譲ることになりました。良いイヤホンだったのですけど、時代の流れは完全ワイヤレスのノイズキャンセリングイヤホンですからね…。
約5年近く使えたので十分でしょう。お疲れ様でしたということで、「MDR-EX31BN」を回想してみます。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
こちらがソニーのノイズキャンセリングイヤホン「MDR-EX31BN」。
本体とスマホをBluetoothで接続して使います。
つまりスマホと本体はワイヤレスですが、本体とイヤホン間はワイヤード。なんだか中途半端なイヤホンに見えますが、2013年に発売されたイヤホンであることを考えると妥当な気もしますね(僕が購入したのは2015年)。
本体にはクリップが付いていて、胸ポケットやカバンなどに挟んで使います。
再生・停止や音量の上げ下げ、曲送り・曲戻しも本体で操作できるのが便利でした。いちいちスマホを取り出さなくていい。今やユーザーの多いAirPodsは、スマホを取り出さないと音量調整できませんからね(Siriに頼めばできるけど…)。
しかも「ノイズキャンセリング」付き。十分すぎる機能性じゃないですか。2013年発売ですよ? ついでに言うと、当時約8,000円で購入しました。性能、コスパともに優秀でしょ…!
ただし付属のイヤホンを使わなければノイズキャンセリング効果は得られません。付属イヤホンの外側から周波数的なものを出して、周囲の騒音を消しているわけですね。
しっかり実感できるくらいのノイズキャンセリング効果がありました。電車やカフェの騒音をいい感じに消してくれる実力派です。
良いイヤホンでしたが、気になるところもあります。
イヤホンのコードの長さが左右で違うのがちょっと…。最近あまり見かけなくなった気がしますが、ちょっと前はこういうコードありましたよね!?
右耳のイヤホンコードを、首のうしろにグルっと回して使うタイプ。首周りにコードがちょっと鬱陶しいなぁと思いながら使っていましたね。
思い出語りのせいで、すでに生産停止してしまったような雰囲気を出しているけど、実は今でもAmazonやソニーストアで販売されています。
まだ現役バリバリのイヤホン。2013年に発売されて、2019年末も販売中ってかなりのロングセラーですよね。
今も現役で使用中の人はいるはず。まだまだ実用に耐える性能のイヤホンです。
良いイヤホンだったソニー「MDR-EX31BN」を使わなくなった理由。
時代の流れは残酷なのです…。まず2017年ぐらいにBOSEのノイズキャンセリング付きワイヤレスヘッドホン「QUIETCOMFORT 35」を手に入れてから、使用頻度が減りました。
これはもう仕方がありません。ノイズキャンセリングが付いていて、そのうえワイヤレスヘッドホンですからね。性能では上位互換みたいなところがあるので…。
それでも携帯性では、ソニー「MDR-EX31BN」に軍配が上がっていました。BOSEヘッドホン「QUIETCOMFORT 35」はデカくて重い。
しかし「AirPods Pro」を手に入れたことで、その座を完全に譲り渡すことになります。
もう仕方ないでしょ…。AirPods Pro…突如として登場し、他のイヤホンを屠りし者…(異論は認めます)。完全ワイヤレスでノイズキャンセリングも付いてて、携帯性においても上位互換となるイヤホンが出てきてしまった以上、「MDR-EX31BN」の出番はなくなってしまいました。
ちなみにノイズキャンセリングの性能を比べてみたのですが、AirPods Proのほうが周囲の騒音をよく消してくれます。個人的にはノイズキャンセリングの効きの良さは大事だと思っているので、もうこれで完全に「MDR-EX31BN」を使う理由がなくなってしまいました。
もちろん、ソニー「MDR-EX31BN」とAirPods Proの単純比較はできません。価格が約4倍も違うので…!
BOSE「QUIETCOMFORT 35」やAirPods Proを手に入れたことで、「MDR-EX31BN」は使う機会がなくなってしまったという話でした。
…いや、僕がこの記事で言いたかったことは、「MDR-EX31BN、ほんと良かったんだよね」かもしれません。強力すぎるライバルや時代の流れによって使わなくなってしまったけれど、いいイヤホンだったのですよね…! ということを回想しておきたかったような気がします。
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