記事内に広告を掲載している場合があります

記事内にアフィリエイト広告などの広告を掲載している場合があります。

メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。

USB-C充電! iCleverの折りたたみキーボード「IC-BK26」をiPad miniで使う

iCleverの「IC-BK26」のレビュー記事

2021年9月に発表されたiPad mini(第6世代)を購入しました。いや〜良い! めちゃくちゃ気に入っています。最高……なのですが、強いて欠点を1つ挙げるとすれば、キーボード付きケースが無いことでしょうか。

iPad Pro/Air用の「Smart Keyboard Folio」のような、キーボード付きケースがiPad miniには無い! iPad miniを小型ノートPCのように使いたい場面もあり、物理キーボードが欲しいなと思っていました。

できれば軽量コンパクトで、iPad miniと同じくUSB-C端子で充電できるキーボードがいいな……、と思いながら探しまわり、見つけたのがiCleverの折りたたみキーボード「IC-BK26」。さっそく購入してみました。

IC-BK26
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • USB-C充電
  • 軽量
  • 電源ON/OFFスイッチが便利
  • 3台までペアリング可能
  • iOSデバイスの明るさ・音量調整可能
デメリット
  • 打鍵感はそこまで良くない
  • 作りは少しチープ
  • 傾斜はつけられない
Contents
筆者情報(タップで開く)
アイコン

一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。

PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。

PCデスク周りはこちら

iCleverの折りたたみキーボード「IC-BK26」レビュー

iCleverは、キーボードやマウス、充電器などのデバイスを20数か国に向けて展開しているブランド。折りたたみキーボードが結構有名な気がします。そこから発売されているのが、こちらの「IC-BK26」。

iCleverの折りたたみキーボード「IC-BK26」とiPad mini

キーボード配列は、これ1種類。

なんだかUSキーボードっぽい配列ですね。印字がアルファベットだけなので、見た目スッキリなのは好印象。僕は普段パソコンで日本語配列を使っているのですが、この配列でもすぐに慣れました。

iCleverの折りたたみキーボード「IC-BK26」

中央から2つ折りにできる、折りたたみ式キーボードです。

iCleverの折りたたみキーボード「IC-BK26」を折りたたむ

キーボードの両端にマグネットが内蔵されていて、磁石の力でパタンと閉じます。カバンの中や持ち運び中に、意図せず開くことはなさそう。

マグネットの力でパタンと閉じる

折りたたんだときのサイズ感

折りたたんだときのサイズは、これぐらい。

  • タテ…約10.2cm
  • ヨコ…約14.3cm
  • 厚さ…約2.4cm

折りたたみキーボードにしては、ちょっと分厚いほうかな、と思います。

「IC-BK26」の折りたたみサイズ

もっとも分厚いヒンジ部分が、約2.4cmです。

ちょうどタテの長さが、iPhone XSと同じぐらいでした。iPhone 11・12・13とも大体同じぐらいですね。サイズ感がイメージしやすいのではないでしょうか。

広げたときのサイズ感

広げたときのサイズは、これぐらい。フルサイズキーボードよりは小さいです。記事の後半で、他のキーボードとサイズ比較をしています。

  • タテ…約10.2cm
  • ヨコ…約27.1cm
  • 厚さ…約1.2cm
「IC-BK26」を広げたときのサイズ

重さ

重さは、 約183gでした。

iPad miniと一緒に持ち運んでも、合計重量はたったの約476g。

折りたたみキーボードの重さ

充電ポートはUSB-C

そして充電ポートは、USB-C! iPad mini本体もキーボードも、USB-Cケーブルで充電できます。

iClever製品のなかでも、USB-C充電できる折りたたみキーボードは、この「IC-BK26」だけでした(記事執筆時点)。なので、これを購入したというわけ。

折りたたみキーボードのUSB-Cポート

ついでに、USB-Cで充電できる格安スタイラスペンもレビューしているので、気になる方はどうぞ。これでiPad mini本体とキーボードとペン、すべてUSB-Cで充電できます。

iPadにくっつく格安ペン「KINGONEスタイラスペン」レビュー。2,000円台で買えて、手書きメモならじゅうぶん

また価格は、公式サイトだと税込み3580円ですが、Amazonでは3,380円ぐらい(記事執筆時)。500円オフぐらいのクーポンが発行されていることもあるので、欲しい方はこまめにチェックしておくのがいいかも。

Amazon

折りたたみキーボード「IC-BK26」の実際の使用感について

さて、肝心のキーボードとしての使用感について記載します。

キーボード本体のサイズ比較

さすがにフルサイズキーボードではありません。まぁ折りたたみ式なので、仕方ないですね。

ほかのフルサイズキーボードとサイズ比較してみました。中央が当記事で扱っている「IC-BK26」です。

  • HHKB
  • IC-BK26
  • Magic Keyboard
折りたたみキーボードのサイズ比較

まずは、HHKB(HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨)とのサイズ比較。

やはり、折りたたみキーボードのほうが小さい。4分の3ぐらいのサイズ感でしょうか。

HHKBと「IC-BK26」のサイズ比較

こちらはApple純正キーボード「Magic Keyboard」とのサイズ比較。

当然ながら「IC-BK26」のほうが小さいです。

Magic Keyboardと「IC-BK26」のサイズ比較

実際に手にとって見たり、並べてみた感覚でも、「IC-BK26」は、コンパクトな印象がありますね。

今回はiPad miniに合う軽量コンパクトなキーボードということで購入したので、このコンパクトさはありがたいです。

キーピッチは少し狭め

キーピッチは、約17mm

一般的なフルサイズキーボードのキーピッチは、約19mm。なので、この「IC-BK26」のほうが10%ほど小さい計算になります。

「IC-BK26」のキーピッチ

たった2mmの差ですが、確かに違いを感じます。体感としても、キーがちょっとだけ小さい。

ですが、打ちづらいという程ではない印象ですね。タイプミスもそこまで発生しませんでした。キーボードって慣れの要素が強いので、慣れてくればタイプミスはほぼなくなりそう。個人的には小さいけど打ちづらい程ではない、絶妙なキーピッチだと思いました。

打鍵感は……

打鍵感は、やはり普通のキーボードよりは劣る印象です。打鍵感は「ペタペタ」みたいな感じで、何だかおもちゃっぽい感触。正直、チープな打ち心地と言っていいかもしれません。

また、キーストロークはかなり浅いです。軽量コンパクトを重視した折りたたみキーボードなので、これは仕方ないですね。

「IC-BK26」のキーボード

そして質感は、全体的にプラスチック感がやや強め。まぁ実際にプラスチックで出来ているので、高級感はないと言っていいでしょう。所有欲をそそられるデバイス、とは言えない印象。あくまでコンパクト性を重視した、持ち運びやすい実用的な仕事道具といった佇まいでしょうか。

キーボード自体に傾斜はつけられない

一般的なキーボードは、傾斜を付けるための脚が付いていますが……、「IC-BK26」にはありません。余計なものは省いた軽量コンパクト設計なので、仕方のないことです。

傾斜は付けられず、机に対して平行になります。

「IC-BK26」の傾斜

長文を打つとなれば、傾斜が欲しいところでしょうか。短い文章(ちょっとしたメールやチャット、資料作成)程度であれば、個人的にはそこまで気になりません。

電源ON/OFFスイッチが便利

キーボード側に電源ON/OFFスイッチがあるのは便利。一度ペアリング設定を行えば、次回からは電源をONにすると自動的に接続されます。ペアリングは早く、待たされることはないですね。

「IC-BK26」の電源スイッチ

また、Bluetoothのペアリング台数は3台まで。

切り替えも簡単。「fnキー + Q/W/E」で、接続先を瞬時に切り替えられます。

iCleverの「IC-BK26」のペアリング先を切り替える方法

キーボードの操作感・ショートカットキーなど

文字や数字の入力以外の、操作性について。

ESCキーは、ちょっとクセがあります。ESCキー単体を押しただけでは動作せず、fnキーを押しながらESCキーを押す必要があります。慣れが必要ですね。

「IC-BK26」のESCキーの動作

デリートキーの挙動についても触れておきます。

デリートキーを押すと、左側の文字が消えます。一般的なキーボードの「バックスペース」と同じ挙動ですね。

「fnキー + デリートキー」を押すと、右側の文字を消すことができます。こちらが一般的な「デリートキー」の挙動です。

バックスペースとデリートキーの操作について

まぁこれらは慣れ次第かなぁ……と思いますね。慣れたら手が勝手にESCキーやデリートキーの操作をしています。

iOSデバイスの明るさ・音量調整が、キーボードから行える

「fnキー + 上部の数字キー」を使うことで、キーボードからiOSデバイスの各種操作が行えます。

fnキーで出来ること
  • 明るさ調整
  • 音量調整
  • 音楽再生・停止
  • 曲送り・曲戻し
  • スクリーンショット撮影
  • 画面ロック

キーボードから手を離さずに操作できるのは、かなり便利。

ほかのiPad mini用キーボード候補

iPad miniに合わせるなら、なるべく軽量コンパクトなキーボードがいいな〜と思っていろいろ探しました。

今回は「IC-BK26」を購入しましたが、迷ったほかの候補も記載しておきます。

Apple純正キーボード「Magic Keyboard」

実はApple純正キーボード「Magic Keyboard」は、239gとかなり軽いです。打鍵感も申し分ないでしょう。

ただし充電ポートがLightningですけどね! iPad miniでさえUSB-Cになったのに、キーボードがLightningって……。まあバッテリーがけっこう長持ちなので、充電する頻度は少ないのがせめてもの救いでしょうか。価格は約10,800円。

Amazon
楽天
Apple公式サイト

ロジクール製キーボード「MX Keys Mini」

ロジクール製の「MX Keys Mini」も良さそうです。USB-Cケーブルで充電できるのも魅力。

ただし重量は506gと、やや重め。価格は13,860円。

Amazon
楽天
ロジクール公式サイト

iCleverの「IC-BK26」

iCleverの「IC-BK26」

今回紹介したiCleverの「IC-BK26」は、USB-Cケーブルで充電できて、重さは約183g。ただし、打鍵感および本体の質感は、残念ながらチープ。

価格は3,380円。僕が購入したときは、Amazonにて20%オフクーポン発行中で、2,704円で購入できました。

ちなみに記事執筆時点では700円オフクーポンが発行中でした。どうやらAmazonではクーポンがちょくちょく発行されているみたいなので、欲しい人は定期的にチェックしてみるといいかもしれません。

Amazon
楽天
iClever公式サイト

打鍵感に妥協できるなら、iCleverの「IC-BK26」

iCleverの「IC-BK26」とiPad mini
iCleverの「IC-BK26」とiPad mini

打鍵感や本体の質感については、チープさが否めないところがあります。ですが、外出先でテキスト作業(メール・チャット・メモ・簡単な資料作成)をするぐらいであれば、問題ないレベルでしょう。

何よりiPad mini(Wi-Fiモデル)と「IC-BK26」の組み合わせで、合計重量はたったの約476gです。500g以下で、タブレット端末と物理キーボードが持ち運べるって、けっこう良いのでは……!

ただし、がっつり長文を打つのであれば、「Magic Keyboard」を持ち運んだほうが幸せになれるかも。このあたりはご自身の用途に応じて選ぶのがいいと思います!

iPad mini向けアクセサリー記事はこちらも

iCleverの「IC-BK26」のレビュー記事

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアはこちら!
  • URLをコピーしました!
Contents