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メーカーから製品提供を受けている場合は、製品提供を受けている旨を明示します。またコンテンツ内容については指示や関与を受けず、当ブログ独自のコンテンツを制作しています。詳しくはレビューポリシーをご覧ください。
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Amazon製タブレット「Fireシリーズ」。いくつか種類があるけど一体どれがいいの?という疑問にお答えする内容。
僕は過去に6年ほどスマホ・タブレット関連の仕事をしていて、これまでに様々なタブレットを触ってきました。そうして今持っているタブレットは以下4つ。
中でも「Fire」シリーズはコスパが良く、購入候補に上がることが多いです。僕もFire HD 8をセール時に激安で手に入れました。
ただ適当に買ってしまうと安物買いの銭失いになりかねません。安さと引き換えにデメリットもある。当記事では各Fireタブレットの違い、そして自分の用途であればどれを選べば後悔しないのか、ひと通りまとめたのでどうぞ。
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
おそらく大まかに把握しているとは思いますが、念のため簡単に説明。
「Fire」タブレットシリーズとは、Amazonが提供しているAndroidベースのタブレット端末。
現在3種類 + キッズモデル2種類あります。ひとまず当記事では通常モデル3種類と、あと同じくAmazonが発売する電子リーダー端末「Kindle Paperwhite」ついても簡単に触れます。
※表が横長になってしまって申し訳ないです…。できればPCなどの大きな画面でどうぞ。
デバイス名 | Fire HD 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | Kindle Paperwhite |
---|---|---|---|---|
画面サイズ (インチ) |
7 | 8 | 10 | 6 |
画面解像度 | 1024 x 600px 171ppi |
1280 x 800px 189ppi |
1920 x 1200px 224ppi |
ピクセル数不明 300ppi |
サイズ(mm) | 縦192×横115×厚さ9.6 | 縦214×横128×厚さ9.7 | 縦262×横159×厚さ9.8 | 縦167×横116×厚さ8.18 |
重さ(g) | 286g | 369g | 500g | 182g〜 |
CPU | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア1.3GHz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア | 不明 |
RAM | 1GB | 1.5GB | 2GB | 不明 |
ストレージ容量(GB) | 16/32 | 16/32 | 32/64 | 8/32 |
対応Micro SDカード容量 | 512GBまで対応 | 400GBまで対応 | 256GBまで対応 | カードスロットなし |
バッテリー持ち | 最大7時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 数週間(超長持ち) |
価格 | ¥5,980〜 | ¥8,980〜 | ¥15,980〜 | ¥13,980〜 |
商品ページ | Amazonへ | Amazonへ | Amazonへ | Amazonへ |
では、それぞれの端末のメリット・デメリット、持ち運びやすさなどについて見ていましょう。
残念ながら「安くて使い勝手も最高!」…とは言えません。安さと引き換えに、スペックなどが低くて出来ることが限られる傾向にあるのも事実。
「Fire 7」はAmazon製タブレットの中で最も安価な端末。5,980円〜購入でき、セール時には3,000円台前半まで値下げされることもあります。
7インチというコンパクトサイズで、286gと軽量。片手で持てますし、鞄に入れて持ち運ぶのも苦になりません。Micro SDカード(512GBまで)に対応しているので、マンガ・本・映画など様々なコンテンツを持ち運んで楽しめます。
さらにAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」が、以下の全Fireタブレットで利用できるのも魅力(ただしFire 7だけShowモード非対応)。
軽くて薄い高コスパタブレットだと言えますね。ただし…安さと引き換えにデメリットも無視できるものではありません。
ディスプレイの解像度がやや低いため、スマホの美しい画面に慣れているほとんどの人にとって「Fire 7のディスプレイは粗い」と感じます。マンガや小説、映画など利用できますが、人によっては画面の粗さが気になって集中できない可能性があります。
また端末スペックが低いので高精細なゲームをするのは向いていません。アクション系ゲームはややカクつく傾向にあります。どうしても全般的に動作がモッサリしてしまうのですよね…。
ただしこういったデメリットも言い換えると、「画面が多少粗くても気にならない。ゲームもしない。スマホより少し大きな画面で読書や動画を楽しみたい」という人には素晴らしい端末だと言えますね。
Fire 7で出来ること・メリット
Fire 7で出来ないこと・デメリット
Fire HD 8の詳細なレビュー記事はこちらです。
やはり高コスパ。通常価格8,980円〜ですが、セール時には約5,000円まで値下がりすることもありました。
8インチHDディスプレイ、本体サイズ、重量ともに大きすぎず小さすぎず。家で使うにも持ち運ぶにも便利な程よいサイズ感が魅力。ディスプレイもFire 7よりは綺麗。非常にバランスの良い端末です。
しかし当然ながら万全というわけではないですね…。
HDディスプレイではあるのですが解像度は低めです。実際iPhoneなどと比べると、目で見てわかるくらいの画面の粗さ。どうしても最近のスマホの美しいディスプレイに慣れていると違和感を感じます。読書や動画を楽しめないわけではありませんが、画面の粗さを許容できるかどうかは人によりそうです。
また端末スペックが低いのでゲームには向いていません。簡単なパズルゲームぐらいならできますが、高精細なゲームはやめておいたほうが良さそうです…。
まとめると、画面の粗さを許容できれば(これぐらいなら許容できる人はいると普通に思う)、読書・動画鑑賞・ネットブラウジングやニュース閲覧などが楽しめる高コスパ端末だと言えますね。
Fire HD 8で出来ること・メリット
Fire HD 8で出来ないこと・デメリット
やはり大きなディスプレイは魅力。読書や動画鑑賞はもちろん、雑誌もストレスなく読める大きさです。「Fire 7/Fire HD 8」よりもディスプレイ解像度が高いので、くっきり見やすくてエンタメ消費が捗りますね。
コスパも良いです。同じ10インチ級の「10.5インチiPad Air」が54,800円〜なのに対し、「Fire HD 10」は15,980円〜という安さ。もちろんスペックや解像度はiPadのほうが上なので、単純比較はできませんが、それでもお手軽に10インチ級タブレットを試せる端末だと言えるでしょう。
魅力的だった10インチという大きさが、そのままデメリットにも繋がります。デカイ!重い!
重量500gなので片手で持ち続けるのはちょっとツライかな…。両手持ちが基本になりますね。また鞄に入れて持ち運ぶと、少し重さを感じるはずです。
「Fire 7/Fire HD 8」よりスペックは良いのですが、それでも高精細な3Dゲームなどは厳しいです。ここがFire系タブレットの限界かな…PUBGなどはちょっと厳しいかと思います。
基本的に家でエンタメ鑑賞に使うのであれば、「Fire HD 10」は良い選択肢になりますね。
Fire HD 10で出来ること・メリット
Fire HD 10で出来ないこと・デメリット
Fireシリーズではありませんが、Amazon製タブレットということで「Kindle Paperwhite」にも簡単に触れたいと思います。
▼レビュー記事はこちら
読書のために作られた専用端末なので、本を読むことに関しては最高レベルの快適性を誇ります。
まず電子ペーパーが目に優しい。ブルーライトが非常に少なく、ずっと活字を追っていても目が疲れづらいです。最新スマホ並に高い解像度のおかげで小さな文字もくっきり表示され、快適な読書が楽しめます。
圧倒的なバッテリー持ちも魅力。本当に数週間持つので、例えば1週間ぐらいの旅行なら充電しなくても持つと思います。
そして182gという軽さ。片手で持ってもまったく疲れません。持ち運びも自由自在。
読書に特化した端末ですが、マンガのように絵が多い本は「電子ペーパーのリフレッシュ動作」が頻繁に発生します。具体的に言うと、ページをめくるたびに「画面が白黒反転してチカチカする」のです。一方、活字の多い本だと白黒反転はたまに発生する程度です。
これは許容できる人とそうでない人にわかれそう。個人的には小説や実用書を読むことが多い(マンガはiPadで読んでる)ので、白黒反転はあまり気になりませんが…。
まとめると、活字の多い本を読むなら最高の端末と言えます。マンガを読むならFire HD8/10あたりが良いかな…と感じますね。
Kindle Paperwhiteで出来ること・メリット
Kindle Paperwhiteで出来ないこと・デメリット
個人的なオススメは価格・本体サイズと重量・ディスプレイ解像度のバランスが良い「Fire HD 8」。読書やマンガ、動画鑑賞もいい感じに楽しめると思います(それでもディスプレイはちょっと粗めだけど)。
「Fire 7」はコンパクトさが魅力だけど、さすがにディスプレイ解像度の低さが気になります。とにかく本体が軽くて、あとは文字さえ読めればいい、といったような割り切った使い方をするならばアリだと思います。
「Fire HD 10」は主に家で使う(持ち運ばない)ことと、約1万6,000円という価格を許容できれば大いにアリ。お家タブレットとしては良い選択肢になりますね。
ヌルヌルと3Dゲームを楽しみたいなら、そもそもFireタブレットではなくiPad等を選んだほうがいいです。価格は高くなりますが、Fireタブレットでイライラしながらゲームをするよりはマシではないでしょうか…。
またGPS非搭載なのでカーナビ用途には向いていません。まぁ専門的な知識のある人がゴニョゴニョして力技でカーナビ化することはできそうですが、残念ながら普通はカーナビとしては使えません。
というわけで、ご自身の用途や使うシチュエーションをよく考えて、後悔のないタブレット選びを。
▼Fire HD 8のレビュー記事
▼Kindle Paperwhiteのレビュー記事
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