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「Apple Watch Series 5」レビュー。Series 3からは確実に進化。スペックや見た目、機能まとめ

Apple Watch series 5を装着したところ

Apple Watch Series 3から5に買い替えました。ちゃんと進化していますね。

というわけで、2019年9月に発売された「Apple Watch Series 5」のレビューです。Series 3と比較しつつ使い勝手をまとめました。

個人的にはApple Watchを使い始めて通算3年目に突入。Apple Watchはなくても生活できるガジェットだけど、やっぱりあると便利。順当に進化したSeries 5は、今や手放せないガジェットです。

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一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。

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Apple Watch Series 5を写真で見る

「Apple Watch Series 5」40mmシルバーのGPSモデルを購入。

Apple Watch series 5

Apple製品らしい、なめらかで美しい曲面。

Apple Watchの曲面

Apple Watchのボタン類

Apple Watchの側面

裏側(手首に当たる側)はこのような感じ。

心拍センサーが内蔵されていて、心拍数や運動データの計測が可能です。

Apple Watchの裏側

Apple Watch単体で使いたいなら「GPS + Cellularモデル」を。

いやいやiPhoneも一緒に持っていくよ〜という人はGPSモデルで問題ありません。僕はGPSモデルです。大半の人はGPSモデルで十分だと思いますよ。

Apple WatchのGPSモデル

Apple Watchスペック比較

今回Series 3から5に買い換えるにあたって、スペックがどれくらい進化したのかチェックしました。

Series 3→4で本体サイズが変わるという大きな進化が起こっているため、3→5への買い替えのインパクトは小さくありません。

一方、4→5へはマイナーアップデート感が強いので、あまりオススメできないように思います。

※横スクロールできます
Series 5 Series 4 Series 3
本体サイズ(mm) 44/40 44/40 42/38
ディスプレイの大きさ 44mm…368x448px
40mm…324x394px
44mm…368x448px
40mm…324x394px
42mm…312x390px
38mm…272x340px
本体の厚さ 10.7mm 10.7mm 11.4mm
常時表示ディスプレイ
心拍センサーの種類 電気心拍センサー&
第2世代の光学式心拍センサー
電気心拍センサー&
第1世代の光学式心拍センサー
第1世代の光学式心拍センサー
コンパス
CPU S5チップ S4チップ S3チップ
耐水機能 50m 50m 50m
Apple Pay

ディスプレイの広さについて

Series3と比べて、Series 4/5はベゼルが狭くなったおかげでディスプレイが30%以上大きくなっています。

このため「Series 3の42mm」よりも、「Series 4/5の40mm」のほうがディスプレイが広いのです。本体サイズは42mm→40mmに小さくなっているのに、ディスプレイはほんの少しだけ広い

これまでSeries 3以前で42mmモデルを使っていた人も、Series 4/5は40mmで満足できるはず。個人的にも本体サイズが小さくなってディスプレイが広くなるというのは大歓迎。装着しやすくて見やすい!

左…Series 3の42mm
右…Series 5の40mm

Apple Watch Series3と5の比較

Series 3は割れちゃったけどね…

本体サイズは小さくなりましたが、表示領域は変わりません。スペック上ではほんの少し広くなっているのですが、正直なところ同じ大きさに見えます。なので感覚的には”表示領域の広さは変わらない”という印象です。

ただしバンドの互換性には要注意

互換性のないApple Watchのバンド

Apple Watchの本体サイズによって、バンドの互換性が異なります。簡単に説明すると以下のとおり。

バンド互換性の早見表

  • 本体サイズ38mmと40mmは互換性あり
  • 本体サイズ42mmと44mmは互換性あり

今回のようにSeries 3の42mmからSeries 5の40mmへの買い替えると、残念ながらバンドの互換性はありません。まぁ僕はそれでも問題ないのですが、気分によってバンドを付け替えたい人はご注意を。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

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本体カラーとバンドの組み合わせが選べるようになった。ただし…

Apple Watch Series 5では、本体カラーとバンドの組み合わせを注文時にカスタマイズできるようになりました。

本体カラーとバンドの組み合わせ

本体カラーとバンドの組み合わせが選べる

ただし、カスタマイズできるのはApple Store直営店とApple公式オンラインストアのみです。

ヨドバシカメラやビックカメラ等のApple売り場ではカスタマイズできないのでご注意を。詳しくはコチラの記事をどうぞ。

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Apple Watch Series 3 → 5への進化は大きい

本体サイズと表示領域の変更だけでも、なかなかのインパクトがありますが…!

加えてSeries 5の大きな変化は以下。

  • 常時表示Retinaディスプレイ
  • 新しい文字盤の追加
  • ワークアウトの種類が増えた
  • 容量が16GB→32GBに
  • コンパス

常時表示Retinaディスプレイについて

Appleスペシャルイベントでも目玉として発表された機能。

Series 4までは、Apple Watchを一定時間触らなかった(時間等を見なかった)場合、ディスプレイがス真っ暗になる仕様でした。

しかしSeries 5では「常時表示Retinaディスプレイ」を採用。常にディスプレイが表示され、まさに時計らしくなりました。

通常はこのような状態ですが…、

Apple Watchの常時表示ディスプレイ

一定時間操作しなかった場合、画面が暗くなって省エネルギーモードになります。時間や予定などはこの状態でもチェック可能。

Apple Watchの常時表示ディスプレイ

Appleの発表によると、常時表示であってもバッテリー駆動時間は以前と変わらず最大18時間を維持しているとのこと。

…なのですが! 正直なところ、実際に使ってみると体感的には減りが早いように感じますね…

常時表示Retinaディスプレイは、設定でOFFにできます。OFFにすると、バッテリーの減るスピードが緩和されるようにも思います。

Apple Watchの常時表示ディスプレイの設定

常時表示ディスプレイは設定でOFFにできます

というわけで、バッテリー持ちについて検証してみました。

「常時表示ON/OFF」で1日使ったときのバッテリーの減り具合をチェック。結論から言うと、やはり常時表示OFFの設定のほうがバッテリー持ちが良いということになりました。詳細は以下でどうぞ。

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新しい文字盤の追加

30種類以上の文字盤から好きなものを選べます。

個人的に好きなのは、情報量の多い「インフォグラフモジュラー」。

天気予報、タイマー、ストップウォッチ、アラームを表示させています(何を表示するかは選べる)。

Apple Watchのインフォグラフモジュラー

だけどカッコよさで選ぶなら「メリディアン」や、

Apple Watchのメリディアン

やっぱり男性は「クロノグラフ」が好きでしょうか。

Apple Watchのクロノグラフ

「インフォグラフ」も近代的な雰囲気で好き。

Apple Watchのインフォグラフ

シンプルに時間を大きき表示する「数字・デュオ」という文字盤もカジュアルで良さそう。

Apple Watchの数字・デュオ

このほかにもたくさんの種類があります。気にいる文字盤があるはず!

ワークアウトの種類が増えた

Apple Watchのワークアウト

これまではウォーキング・ランニング・サイクリング・ハイキング・スイミング等のワークアウトがありましたが、series 5ではより多くのスポーツに対応しました。

一例を挙げると、サッカー・サーフィン・テニス・バスケットボール・バトミントン・ゴルフ等々…。みなさんが行っているスポーツもあると思います。

容量が16GB→32GBに

Apple Watchの容量

Apple Watch本体の容量は、Series 3では16GBでした。

Series 5では32GBになりました。実際の使用容量は、大体25GBぐらいでしょうか。

要するにインストールできるアプリの数や楽曲数などが増えます。いちいちiPhoneを出さなくても、Apple Watchだけで音楽を聞くことができるのは結構便利です。

コンパス

あっちが北だね!

Apple Watchのコンパス

東西南北がわかるね!

というわけで、Series 5ではコンパスが使えるようになりましたが…う〜んこれ使う?

もしかしたら登山などのアウトドア系趣味がある人は使うかもしれないけど…、本気で登山する人は、毎日充電が必要なApple Watchは持っていかないような気もします。

あと高度や傾きもわかります。こっちは意外と便利な場面があるかも?

Apple Watchのコンパス

高度や傾きもわかる

Siriでの各種操作も便利

これ以下はSeries 5ならではの機能ではありませんが、便利なので記載しておきます。

両手がふさがっていても、手首に「Hey!Siri」と呼びかけるだけでタイマーやアラームなど設定できるのは便利。

Apple WatchのSiri

Apple WatchのHey!Siriは結構と便利

純正アプリが増えた

純正アプリが増えました。

なかでも便利なのは電卓。ボタンは小さめですが、ちょっとした計算をすぐに行えて助かります。

Apple Watchの電卓アプリ

あとはボイスメモも便利。

Apple Watchのボイスメモ

録音したボイスメモは、自動的にiPhoneのボイスメモアプリに同期されます。録音はApple Watch、聞くのはiPhoneといった使い方が可能。

Apple WatchとiPhoneのボイスメモ同期

Apple Watchで「Macのロック解除」が地味に便利

Apple Watchを装着した状態でMacに近づくと、自動でロック解除できます。めちゃくちゃ便利。

いちいちパスコードを打ち込む手間が省けます。

Apple WatchでMacのパスコードを解除

Apple Watch Series 3か5か? 迷っている人へ

初めてApple Watchを購入するのであれば、19,800円からとお求めやすくなったSeries 3を手に取るのは大いにアリ

これまでSeries 3を2年間使ってきた経験から、非常に良いガジェットだったと言えます。2年経っても動作はまだまだ快適でした。Apple Watchとしての役割を存分に果たしてくれるはずです。

割れたApple Watch

割れてしまったけどseries 3です…!

Series 5と比べると、常時表示Retinaディスプレイやコンパスがなく、選べる文字盤も少ないけど、それ以外はまったく問題ありません。常時表示ディスプレイとか要らないでしょ!と思う人は、Series 3でも十分満足できるはず。

僕は上記のとおり割れてしまったけど、もし割れていなかったらSeries 5は買わずにもう1年ぐらいは使うつもりでした。それくらい良いガジェットです。

こちらはApple Watchが割れた話。
Apple Watchは割れるとこうなる! 割れた原因や修理料金、AppleCareについて

Apple Watch Series 5のレビューまとめ

Apple Watch

Apple Watchって個人的には使い始めてみると手放せなくなったガジェットなのですが、まだ使ったことのない人は使用イメージが湧きづらいガジェットでもあると思います。

「時間?通知?タイマー?iPhoneでやればいいじゃん。」って思いますよね。それが手首を見るだけでいい、というのは想像以上に便利だったりします。

そんなかゆいところに手が届くガジェットが、Apple Watch Series 5では順当に進化。初めてのApple Watchはお安くなったSeries 3でも十分良いので、iPhoneユーザーの人は(特にヘビーユーザーほど)一度使ってみる価値は大きいと思いますね。

Apple Watch Series 5 – Apple(日本)

必読! 常時点灯ディスプレイのバッテリー持ちを検証

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