FIFINE(ファイファイン)さん(@fifinejp)から、ゲーミングヘッドセット「FIFINE AmpliGame H9」をご提供いただきました。
ヘッドホン・マイクともに音質が良く、Web会議でもゲームでもじゅうぶん使えます。すべての操作が可能なリモコンや、使わないときは外せるマイクも便利。柔らかな編み込みケーブルも扱いやすいです。
これで5,000円台はコスパ良い。ときどきPS5でApexやってるのですが、敵の音もよく聞こえました。
※本記事は製品提供で制作しています
ゲーミングヘッドセット「FIFINE AmpliGame H9」
「FIFINE AmpliGame H9」の本体デザインはこんな感じ。側面の顔マークがかわいい。
接続は有線のみ。Bluetoothは非搭載。
“ゲーミング”ヘッドセットと銘打っていますが、一切光りません。むしろ落ち着いたマット系ブラックの色味(※白色もあります)。
あのLEDピカピカが好みではない方には、良い選択肢になりそう。
付属品はこちら。
- リモコンつき延長ケーブル
- 取り外し可能なマイク
- 取扱説明書
リモコン付き
ヘッドセットから伸びている3.5mmプラグを挿すと、リモコンが使えます。
リモコンを装着したら、USB-A端子でPC/ゲーム機に接続します。接続するだけですぐ使えます。専用アプリ/ドライバなどはありません。
リモコンですべての操作が可能。
- ヘッドホンの音量(+/-)
- マイクの音量(+/-)
- 7.1chサラウンドON/OFFボタン
- ミュートスイッチ
- 服に留められるクリップつき
ミュートスイッチは横にあります。
カチッとした感触があるので、ノールックでミュートON/OFFできるのが便利。
Macに接続すると、手元のリモコンで音量調整できました。結構便利。
また 中央の7.1chサラウンドボタンを押すと、擬似的ですが7.1chが楽しめます(バーチャルサラウンド)。
Apex Legendsで試した感想を後述しました。
マイクは着脱可能
マイクが着脱式なのは、ちょっと珍しい気がしました。
何か食べながら動画を見たいときは、マイクを外せば邪魔になりません。着脱式いい感じです。
またマイクアームの部分は針金のような柔軟性があり、自分の好きな位置に固定できるのもいいですね。
ケーブルはすべて柔らかい編み込みタイプ
ヘッドセット本体から出ているケーブルも、リモコンつき延長ケーブルも、すべて編み込みタイプ。
柔らかくて、取り回しやすいです。服にも引っかかりづらい。
軽い!
手に持った瞬間にわかる軽さ。
- マイク込みで約240g
- マイクを外すと約230g
装着感もいい
試しに3時間ほど装着し続けてみましたが、締め付け(側圧)は個人的には気になりません。頭の大きさはすごく標準的だと思います。
イヤーパッドも柔らかいですね。また本体重量が軽いおかげか、首や肩への負担も少ないように感じました。
また僕は眼鏡が手放せないほどの近眼なのですが、眼鏡のテンプル(つる)による圧迫感もありませんでした。
スペック
製品名 | FIFINE AmpliGame H9 |
ドライバー | 50mm |
接続方法 | 3.5mmプラグ/USB-A |
Bluetooth | 非搭載 |
マイク | 全指向性 |
ヘッドセット本体のケーブル長 | 約108cm |
リモコンのケーブル長 | 約207cm |
重量 | 約240g(マイク込み) |
接続可能デバイス | PC・スマホ・PS4/5・Xbox・Nintendo Switchなど |
リモートワークでFIFINE AmpliGame H9を使う
ゲーミングヘッドセットですが、もちろんリモートワークでも使えます。
“ゲーミング”ですがピカピカ光りませんし、正面から見ると普通のヘッドセットに見えるので、仕事でも使えるはず(見た目がちょっとだけゴツいかもだけど)。機能性も申し分なし。
マイク音質も良く、また環境音を拾いづらいのも良いですね。
友人とのテスト通話でAirPods Proのマイクと比較してみたところ、「FIFINE AmpliGame H9」のほうが明らかにマイクの音質が良いとのこと。
また全指向性マイクなので周囲の雑音を拾ってしまうのでは?と懸念していましたが……、実際のところ雑音はかなりカットされているようです。例えばマイクの真下でキーボードをハードに打っても、タイピング音はほぼ入っていないとのことでした(友人談)。
自分でもMacのZoomアプリでマイクのテスト録音をしてみましたが、やはりタイピング音は入りません。
据え置き型マイクと違い、ヘッドセットのメリットはマイクと口の距離が常に一定なので、自分が動いてもマイク音量が変わらないところ。
あとイヤホンやヘッドホンって、マイクがどこに内蔵されているのかわからないことが多くないですか。
マイクが目の前にあると、マイクに向かって喋っている感(= 声がちゃんと入力されている感)があるので、個人的には結構好きです。
接続方法はどちらもOK
- 3.5mmプラグを挿す
- USB-Aを挿す
どちらでもOK。コントローラーを介さなくても、マイクが使えます。
最近のノートPCは、USB-Aポートがないことも多いですからね……。ただしリモコンについているミュートスイッチ等はやっぱり便利なので、できればUSB-Aで接続したいところ。
PS5でFIFINE AmpliGame H9を使う
ゲーミングヘッドセットということで、PS5で「FIFINE AmpliGame H9」を使ってみました。
試しにApexをプレイ。
PS5への接続方法は2種類。
- コントローラーに3.5mmプラグを挿す
- PS5本体にUSB-Aを挿す(前後にUSB-Aポートあり)
どちらでも問題なく使えました。
リモコンや7.1chサラウンドを使いたい場合は、必然的に「PS5本体にUSB-Aを挿す」ことになります。
これまでSHUREのSRH440というヘッドホンでApexをプレイしていました。
ここからFIFINE AmpliGame H9に変えても、個人的には大きな差は感じません。音で敵の位置もおおよそわかります。蘇生音やシールドを巻く音もよく聞こえます。まったく問題なく使えるレベル。非常に快適に遊べました。
プレステ内パーティボイスチャットかDiscordで話そう
PS5版Apexでボイスチャットするなら、プレステ内パーティボイスチャットかDiscordを使うことをおすすめします。
Apexのゲーム内ボイスチャット(野良の人とも話せるあれ)は、音質的にはおすすめしません。
どうしてもApexのゲームシステムに準拠してしまうため、音質が悪くなりますね。マイクの性能というより、ゲーム内ボイスチャット自体が微妙!
Apexで疑似7.1chサラウンドを使ってみた
FIFINE AmpliGame H9は、7.1chバーチャルサラウンドが利用できます。
「Apexが7.1chになったら、音だけで敵の方向が一目瞭然では!?」と思ってちょっと期待しましたが……。
あくまで個人的な感想ですが、Apexではあまり効果がないように思いました。音が反響しているだけのような感じです。FPSゲームでは微妙だな、という印象。7.1chオフのほうが、音の方向を聞き取りやすいです。
一方で、RPGだと結構楽しい。FF7リメイク、デス・ストランディング、原神をプレイしてみたところ、音に臨場感が出て良かったです。
FPSのように音の方向が重要なゲームよりも、RPGのような臨場感や世界観を楽しむゲームと相性が良いですね。
FIFINE AmpliGame H9の感想まとめ
- ヘッドホンの音質がいい
- マイクの音質がいい
- タイピング音などの環境音がほぼ入らない
- 場面に応じてマイク着脱可能
- リモコンで各種操作可能
- 柔らかい編み込みケーブル
- 疑似7.1chサラウンド対応
- ワイヤレス接続不可(Bluetooth非搭載)
仕事でもゲームでも使えるヘッドセットでした。
執筆当時は5,680円ですが300円OFFクーポンが発行されていたので、5,380円で購入可能でした。これで十分音質が良くていい意味で驚きました。あんまりコスパコスパばっかり言いたくはないのですが、お手頃価格で品質も良いですね(コスパを言い換えただけですね)!
ワイヤレス接続はできませんが(Bluetooth非搭載)、その代わり充電の必要がないので運用がラクではありますね。
色はホワイトもあるので、デスクやゲーミング環境を白で揃えている人にも良い選択肢になりそうです。
Apexについてはこちらも