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8,980円のスマートウォッチ「FOSMET LGW6」レビュー:睡眠・歩数の自動計測ができて便利

FOSMET(@fosmet)さんから、スマートウォッチ「LGW6」をご提供いただきました。
十分すぎるほど機能豊富で、8,980円というとんでもない安さが魅力です。
セールだと、どうやら6,000円台ぐらいまで値下がりするみたいですね。あまりコスパコスパ言いたくない気持ちがあるけど、コスパすごいと言わざるを得ない。

ただApple Watchからの乗り換えとなると、機能や挙動などで少しストレスを感じる場面がありそうです(Apple Watchが良すぎるので……)。デメリットの項目で確認してみてください。
まとめると、LGW6はこんな人向けです。
- スマートウォッチを安く入手したい
- 睡眠時間や歩数を自動計測したい
- バッテリーは数日持つほうがいい
- スマートウォッチでSuicaは使わない
※本記事は製品提供で制作しています。
スマートウォッチ「FOSMET LGW6」について
FOSMET(フォスメット)は、2016年に中国で設立されたスマートウォッチブランド。

「初心者向けの第一選択」といった、なんとも日本語訳丸出しな文言に絶妙な不安を覚えましたが……
中身は問題ありませんでした。付属品はこんな感じ。
- 本体
- バンド2種類
- バンド交換用工具
- 専用充電器
- 取扱説明書


ボタンは本体右側に3つ。
中央のリューズだけカチカチっという手応えとともに回転します。Apple Watchのデジタルクラウンっぽい仕様ですね。

左側面はボタン類なし。

1.43インチの丸型タッチパネルを搭載。
スマートウォッチの中では大型ディスプレイと言えるでしょう。ゴツくて個人的には結構好みです。

右腕に装着するとこんな感じ。
Apple Watchのようにディスプレイの上下を反転させることはできませんでした。そのため右腕だとボタンは必ず体側になります。

サイズ感
Apple Watchと比べると、これぐらいのサイズ感。
- 左:Apple Watch Series 5 40mmモデル (※2019年発売モデルです)
- 右:FOSMET LGW6

サイズを計測してみました。
- 横:約52mm
- 縦:約48mm
- 厚さ:約13mm



重さ
- FOSMET LGW6:約64.8g
- Apple Watch Series 5 40mmモデル:約36.7g
- ※参考 Apple Watch Ultra 2:61.4 g
Apple Watch 40mmと比較すると、FOSMET LGW6のほうが1.76倍ぐらい重いです。
しかし実際につけてみた体感としては、特に重いという感覚はないですね。良い装着感でした。


耐水性能
FOSMET公式サイトによると、IP68の防水・防塵性能があるようです。
1週間ほどつけっぱなしで、手を洗ったり風呂に入ったりして使ってみましたが、今のところ特に問題ありません。普段使いであれば心配いらないように思います。
LGW6に搭載されている機能

FOSMET LGW6とiPhoneをペアリングして使ってみました。
機能が盛りだくさんで驚きました。LGW6でできることは以下。もうApple Watchと遜色ないレベルで機能豊富です。
- 睡眠時間測定
- 歩数計測
- 心拍数測定
- 血圧測定
- 血中酸素計測
- おやすみモード
- ストップウォッチ
- タイマー
- アラーム
- 懐中電灯(LGW6の画面が真っ白に光る)
- 音声アシスタント(Siri)
- 緊急連絡先の設定
- スマホを探す(スマホから音が鳴る)
- リモートシャッター(スマホカメラのシャッターが切れる)
- 計算機
いくつかピックアップして説明します。
リモートシャッターについて
LGW6からスマホカメラのシャッターが切れる「リモートシャッター」に対応していますが、ちょっとクセがあります。
iPhoneの標準カメラアプリのシャッターは切れません。FOSMETアプリ内から起動できる専用カメラでのみ、シャッターを切れる仕様です。

しかもこの専用カメラ、画角やアスペクト比などが変更できません。
正直、リモートシャッターはあまり使えないと思います。
血圧測定について

血圧測定は最新のApple Watchでもまだ搭載されていない機能です。
血圧測定といえば、二の腕に巻いた布みたいな器具がプシューっと膨らんで計測するイメージがありましたが、調べてみると手首で測定する方式もあるのですね。
手首式の場合は、心臓と同じ高さで測定するのが大事みたいです。ちょっと僕は血圧を全然測ったことないので、この数値がどこまで妥当か判断できないのですが……、血圧に懸念がある人は、ちゃんと専用器具で測定したほうが良いような気はします。
FOSMET LGW6のメリット
- バッテリー持ちが良い
- バンドが2種類付属
- 本体の質感が良い&画面がきれい
- 操作もスムーズ
- 文字盤が多い
バッテリー持ちが良い

バッテリー長持ちで最高! これはApple Watchと比べても明らかに強いメリット。
公式スペックによると、5〜7日間持つとのこと。確かに就寝中も含めてずっと装着していたのですが、6〜7日ぐらい持った印象です。すごい。
数日の旅行やキャンプなら、充電不要で過ごせるのが大きなメリット。個人的に旅行が好きなのですが、旅行中にApple Watchを充電するのがめんどくさくてG-SHOCKをつけることが多々ありました。LGW6ならバッテリーを気にせずに使えてかなり良さそう。
ほんとApple Watchもこれぐらいバッテリー持って欲しい。
バンドが2種類付属

バンドが2種類付属するのも良いですね。服やシーンに合わせて付け替え可能。
今回は最初から本体に取り付けられていたゴム?シリコン?バンドを使いました。G-SHOCKのようなバンドで良い装着感です。
本体の質感が良い&画面がきれい

金属製の本体の質感がいいですし、ディスプレイも高精細で驚きました。
解像度やピクセル密度(ppi)は不明ですが、かなり高密度な気がします。普段からiPhone 15 Proのディスプレイを見慣れている僕でも、文句ない精細さだと感じます。数字(時間)や文字などのフォントもくっきりで見やすい。
FOSMET公式サイトによると、ディスプレイは有機ELの一種であるAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)で、リフレッシュレートはなんと80Hzだそうです。スペック高すぎてわらう。
操作がスムーズ

1.43インチの大きな画面で、タップ・スクロール・スワイプなどの操作もスムーズでした。
十分スムーズですが、Apple Watchよりはほんの少しカクつくかな?ぐらいの操作感です。ストレスが溜まるほどではありせんが、Apple Watchほどではないかな?といった絶妙なライン。
まぁ最低でも3万円以上するApple Watchと比較するのもフェアじゃないかもですね。Apple Watchに十分匹敵していると考えると、なかなかすごいと思います。
文字盤が多い
FOSMETアプリから、多数の文字盤が選べます。
良さげなものから微妙なものまでいろいろでしたが、数が多いので、何かしらお気に入りの文字盤が見つかると思います。

独断と偏見で、良さ気だと思った文字盤をいくつかピックアップします。







個人的には以下の文字盤が気に入りました。

通知もちゃんと来る

各種アプリからの通知をLGW6でチェックできます。
メールなどはちゃんとのメールのアイコンが表示されるのですが、天気アプリやニュースアプリのアイコンは独自のものになってしまいます。
またデメリットの項目でも触れますが、フォントがギザギザで読みづらいのはちょっと難点ですね……。
多数のワークアウトに対応

ランキングやウォーキング、サイクリング、腕立て伏せ、プランク、山登り、サッカー、野球、テニス、バトミントン、卓球、バスケ、バレー、ラグビー、ダンス、エアロバイク、ヨガ、トレッドミル、乗馬、太極拳などなど……
これでもかというぐらい多数のワークアウトに対応しています。
FOSMET LGW6のデメリット
- スマートウォッチがBluetoothスピーカーとして認識される
- 腕上げ点灯で画面が点灯するまでワンテンポ待たされる
- 一部の日本語フォントがギザギザ
- 専用充電ケーブルが必要
- NFC(Suica)非対応
- カスタマイズ性は低め
スマートウォッチがBluetoothスピーカーとして認識される
iPhoneで音楽を聴くとき、YouTube動画を見るとき、再生を始めたのに音が出ないことが何度かありました。
どうしてだろうと思って出力先を見てみると、LGW6をBluetoothスピーカーとして認識・接続していました!
通知音を鳴らすためのスピーカーなので、音量が小さく、音質も悪いです。そもそもスマートウォッチのスピーカーで音聞かないですよ……。

しかも、この現象が起きる原因がわかりません……
気づいたら、スピーカー出力がLGW6になっていることが、ときどきあります。なんか音が出ないな〜と思ったら、スピーカーがLGW6になっていることがときどきありますね!
スピーカーをiPhone本体に切り替える必要があり、ちょっとストレスなので、できれば改善してほしいですね……。
腕上げ点灯で画面が点灯するまでワンテンポ待たされる
腕上げ点灯とは文字通りなのですが、以下の動画のように腕を上げた際に画面を点灯する機能。
Apple Watchにも搭載されている便利な機能なのですが、LGW6は点灯速度がちょっと遅いです。
LGW6は、Apple Watchより1秒弱遅い。ほんの少しの間ですが、何も表示されていな黒いディスプレイを見ることになります。
1秒弱とはいえ塵も積もれば山となるで、個人的には地味に気になりました。
と同時に、Apple Watchはこういったユーザー体験がよくできているなとも思いましたね。
一部の日本語フォントがギザギザ
メインメニューの日本語フォントは違和感ないのですが……

ちょっと深い階層のメニューは、日本語フォントがギザギザで違和感があります。

まぁ実用面で支障はないのですが、ちょっと気になるかな……。
アップデートで滑らかなフォントになると嬉しい。
専用充電ケーブルが必要
充電するには専用ケーブルが必要。
「USB-A to 専用端子ケーブル」が付属しています。

Apple Watchだって専用ケーブルが必要なので、このLGW6に限らず全スマートウォッチの課題でしょうか。USB-Cケーブルなど、汎用性のあるケーブルで充電できるようになると良いですよね。
またケーブルの長さは約60cmでした。ちょっと短いかも。
スマートウォッチ本体にマグネットでピタッとくっつきます。ケーブルの向きは固定。裏側から見ると、右側にケーブルがある状態です。

表側から見ると、ケーブルが左側に出ます。

この専用充電ケーブル、なぜかAmazonで販売していない…?
公式サイトでは販売されていました。価格は2,399円ですが、セールで1,599円(記事執筆時点)。
NFC(Suica)非対応
Suicaは使えません。
Apple Watchのように、LGW6を改札にかざして通過することはできません。コンビニ等での支払いもできないです。
カスタマイズ性は低め

よく使う機能を、使いやすい場所に配置できないのがちょっと不満かも。
例えば僕はApple Watchでタイマーやストップウォッチなどのよく使う機能を、アクセスしやすい場所にカスタマイズで置いているのですが、LGW6では同様のことができません。
上記で多数のワークアウトに対応と書きましたが、ワークアウトの種類によってはかなり下までスクロールする必要があります。よく使うワークアウトは使いやすい場所に配置できると良いのですけどね……。各種機能のアクセスにやや難ありかもです。
バッテリー長持ちの低価格スマートウォッチLGW6

Apple Watchとは価格差がものすごいので単純比較はできません。さすがに操作体験などはApple Watchに軍配が上がりますね。
ただ、バッテリー持ちと価格はLGW6の圧勝です。デメリットもいろいろ書きましたが、圧倒的な安さは大きな魅力ですね。
モデル | 価格 |
---|---|
FOSMET LGW6 | 8,980円 ※セールやクーポン利用で6,000円台 |
Apple Watch SE(第2世代) | 34,800円〜 |
Apple Watch Series 9 | 59,800円〜 |
Apple Watch Ultra 2 | 128,800円〜 |
スマートウォッチに何を求めているかによりますが、以下のような人(いわゆるスマートウォッチのライトユーザー?)は「LGW6」で十分満足できるように思います。
- スマートウォッチを安く入手したい
- 睡眠時間や歩数を自動計測したい
- バッテリーは数日持つほうがいい
- 通知はそんなに見ない
- スマートウォッチでSuicaは使わない
- Fosmetはどこの国のメーカー?
-
スマートウォッチを中心に展開する中国メーカーです。
- 「Fosmet」の読み方は?
-
日本語での読み方は「フォスメット」です。
- FOSMET LGW6のバッテリー持続時間は?
-
LGW6のバッテリーは5〜7日持ちます。