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2021年4月30日にAppleから発売された紛失防止トラッカー「AirTag」。
ただ電池が切れるまで約1年半の間、使う機会は一度も訪れませんでした。つまり、幸いにも「何かを紛失しかけたことはなかった」ということ。
せっかくAirTagを買ったのに一度も使わなかったけど……、でもAirTagってそういうものだと思います。
いざってときにあると心強い、でも使わずに済むに越したことはない、そんな立ち位置のアイテム。
購入を検討している人は、「一度も使わないかもしれない。でもそれでいい!」という気持ちで買うのが良いかもしれません。
(物をよく失くす人は、すぐ買っていいと思います)
一生家で仕事したいです。気づいたら10年以上Macユーザー。
PC・デスクまわりをカッコいい書斎のようにしたい。
AirTagを1年半使った感想をまとめると、こんな感じ。
AirTagって……
AirTagは、「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」的なアイテム。
AirTagを使うときは、何かを紛失しているとき。使う機会はないほうがいいに決まっています。
もし財布やカギを紛失したら、金銭的な損失はもちろん、その後の手続(クレカ紛失の手続など)にかかる時間的な損失、精神的なショック、どれも大きいです。
そういった、さまざまな損失を防げる”保険”だと捉えると、価値を見いだせるかもしれません。
維持費は電池代だけ。1年〜1年半で約220円ぐらいで済むので、かなり安いです。
また簡単に壊れるものではないので、かなり長く使えるはず。ケースに入れず、裸で使うとスリ傷は付きますけどね……。
紛失物を探す精度は、非常に高いです。
iPhoneに最初から入っている「探す」アプリを起動すれば、音と矢印の案内で、方角と距離がわかります。10cm単位で距離が厳密にわかるのはすごい。
またApple製品らしい直感的なUIで、いざ使うときでも操作で迷うことはありません。重要なものを紛失して焦っているときでも、久しぶりに使うときでも、迷わずすぐに使えるのは素晴らしい。
ついでに初期設定も簡単です。AirTagを箱から出して、iPhoneに近づけるだけ。
自動的に認識され、あとは案内に沿ってタップしていけば、すぐに使用可能になりました。
AirPodsやApple Watchの初期設定と同じような流れです。
このあたりの簡単さは、さすがApple製品。
冒頭で書いた通り、AirTagを購入してから電池が切れるまでの約1年半で、幸いにもAirTagが活躍する機会はありませんでした。
それでもAirTagがあれば……と思う場面が一度ありました。
旅行先で財布を失くしかけたことがありました(最終的には無事見つかった)。
宿泊して朝起きたら、財布が見当たりません。このとき、財布にAirTagを入れていなかったのが、痛恨のミス。
めちゃくちゃ慌てて、泊まったところをひっくり返し(夜遅くに到着して早朝に出発する予定だったので、快活クラブというネカフェの完全個室で夜を明かしました)、前日寄った場所にそって街を徘徊し、最終的には駅前の交番で遺失届を書きました。
結局、財布は無事に見つかりましたが(宿泊していた快活クラブの個室の片隅から出てきた……恥ずかしすぎる凡ミス)、AirTagを財布に入れていれば、すぐに見つけられたはず。
せっかくAirTagを買ったのに、家に置いてきたら本当に無意味……。
そんなわけで、「AirTagがあったら便利だったのに」という経験はしました。痛感した。
都市部に住んでいると、電子マネーで何でも購入できるので、現金を使う機会は少ないかもしれません。
しかし、旅行先の地域によっては、現金が必要なことが結構あります。旅行好きとしては、まだまだ財布が手放せません。財布をよく使う人は、AirTagを入れておくことをオススメします。
普段は「モノの定位置」を決めているので、個人的にはあまりモノを紛失しないほうだと思います。
カギは帰宅したら定位置へ。財布はカバンの決まったポケットに入れる。帰宅したら定位置に置く。スマホはズボンの右前ポケットが定位置。
いつも持ち歩くモノの定位置を決めておけば、紛失しづらいはず。その定位置にあるべきモノがないと、異変にすぐ気づけます。
……などと偉そうに書いていますが、わりと紛失しやすいものが2つあります。スマホとメガネです。この2つはAirTagでは見つけられないんですよね……。
特にメガネは家の中で紛失しがち。メガネを紛失すると、目が見えない(視力が超悪い)からメガネを見つけられない、という最悪の状態になります。もうメガネを探すためのメガネが必要みたいな、わけわからない状態になりますね。誰かメガネに付けられる紛失防止トラッカーを開発してくださいー!
1年半使ってAirTagの電池が切れたので、交換しました。
AirTagの電池は、ボタン電池「CR2032」です。価格は、1個あたり約210〜230円。
Apple公式サイトによると、バッテリー持ちについては「1年以上使えるように設計されています」と記載されています。
この「1年以上」の期間内で想定される使用状況は、「1日にサウンド再生機能を4回、正確な場所を見つける機能を1回、日常的に使用した場合のバッテリー駆動時間」とのこと。
つまり、毎日使って「1年以上使える」と記載されているわけです。バッテリー持ち、かなり良いのでは。
試作ソフトウェアを搭載したiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro MaxとペアリングしたAirTagの試作ハードウェアとソフトウェアを使用し、2021年3月にAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は、1日にサウンド再生機能を4回と「正確な場所を見つける」機能を1回、日常的に使用した場合にもとづきます。バッテリー駆動時間は使用状況、環境条件、交換用バッテリーのメーカー、その他の多くの要素によって変わり、実際の結果は異なる場合があります。
(※太字は筆者の装飾)
引用:AirTag – Apple(日本)
僕のように一度も使う機会がない場合は、おそらく約1年半ぐらい持つはず。
1年〜1年半で約220円であれば、ランニングコストとしては安いと思います。
電池交換は簡単でした。
裏蓋を両手の親指でグッと抑えて……
反時計回りにまわすと、簡単に外れます。
電池を入れ替え、逆の手順で裏蓋を閉めれば交換完了。
裏蓋は簡単に外せるのに、財布やカバンの中で裏蓋が勝手に外れることはまずありません。よく出来ています。
AirTagの大きさは、500円玉より少し大きいぐらいです。
厚さは約8mmあるので、薄い財布とかに入れると、少し膨らみますね。
直径 | 約32mm |
厚さ | 約8mm |
もしくは、Apple公式サイトのAirTag商品ページにある「AR」が面白いかもしれません。
iPhoneのSafariからアクセスすると利用できます。
テーブルの上などに、仮想のAirTagを召喚できます。
実物を隣に置いてみました。厚さはかなり正確ですが、直径はARのほうが少し小さいかもしれません……。
おそらく多くの人が気になるのは「約8mmの厚さ」だと思います。それなりに膨らみがあるのですよね。
財布に入れたいなら、Ankerが出している「厚さ約2.4mm」のカード型トラッカーのほうが良いかもしれません。
ただ、いろんなレビューを見ると、AirTagほど初期設定は簡単ではないし、10cm単位で距離がわかるような機能もないっぽいです。
また電池交換に対応していないため、電池寿命(3年も持つけど)を過ぎたら使い捨てになるのは、人を選ぶかも。
モノをよく失くす人は、すぐに買ったほうがいい気がします。
たまに何か失くす程度の人(僕みたいな人)は、買うかどうか迷うはず。このあたりが良さそうだと思えれば、紛失に備えておくのもアリだと思います。
カギにつける場合は、AirTagケース(キーホルダー)が必要。カバンに付けるときも便利です。
Amazon等で「AirTagケース」と検索すると、数百円〜の価格帯でたくさんの製品が見つかります。それなりに評価が良ければ、あとはデザインで決めていいと思います。
AirTagの価格は、1個4,780円(税込)。Amazonだと、もう少し安いかもしれません。
そこそこの価格ですが、財布やカギを失くしたときの金銭的・時間的・精神的ショックを未然に防げると思えば、良い製品です。
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